BS朝日第69回 放送番組審議会議事録
BS朝日は、平成29年10月13日に、第69回放送番組審議会を開催しました。(2017.10.13)
開催日時 |
2017年10月13日(金)午後1時~2時20分 |
開催場所 |
BS朝日大会議室 |
出席者 |
若林委員長
安部副委員長、青木委員、佐藤委員、野村委員、水口委員
欠席:キャンベル委員(書面にて講評提出)、原田委員
【会社側】
菊地代表取締役社長、壁谷常務取締役、横山取締役、藤川取締役編成局長
森本常務執行役員編成制作局専任局長、内山執行役員営業局長、
上田編成制作部長、和田プロデューサー、川岸プロデューサー
(事務局)佐藤事務局長、堀ライツ・考査室員
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議題 |
(1) 会社側より報告
(2) 2017年度上期(4月~9月)の番組種別の集計結果について
(3) 2017年10月改編について
(4) 前回課題番組「お笑い演芸館」について報告
(5) 課題番組「歌っていいだろう」講評
(6) 次回日程および課題番組について
(7) その他
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配布資料 |
(1) BS朝日主要単発番組一覧(2017年9月~11月)
(2) BS朝日スポーツ単発番組放送実績一覧(2017年9月~11月)
(3) 2017年上期(4月~9月)の番組種別の集計結果について
(4) BS朝日2017年10月基本編成表
(5) 2017年10月度編成概要
(6) 2017年4月~9月 BS全国視聴データ 概要
(7) 「お笑い演芸館」ご審議を受けて
(8) 次回課題番組案
(9) 第3回「新・にほん風景遺産大賞」概要
※ 2017年10月BS朝日番組パンフレット
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講評 |
・非常に楽しく見た。夜11時という時間帯も疲れをとるのにちょうどいい。できれば水曜日より金曜日に見たい。ゆったりした気分のなかで見られた。
・加山さんが自由に動いていて、思いもよらない行動が出てくるのをBoseさんが進行補佐し、軌道修正していた。Boseさんに音楽でも絡んでほしかった。
・Boseさんがいる必要はないのではないか。特にさだまさし×加山雄三のサイモン&ガーファンクルのシーンはとても感動した。さだまさしと和田アキ子の回は特に、Boseさんがいらなかった。ただ、ゴダイゴの回はBoseさんがいないと上手く回らないようにも見えた。
・さだまさしの「秋桜」の秘話が引き出されたのはとてもよかった。
・ユニークな番組。音楽番組なのに、音楽が始まらず、エンド近くに1、2曲という構成に驚いた。
トークも秘話が満載で、歌が少なくても音楽番組が成り立つ、音楽は楽しいと思わせてくれる番組。
・加山さんへのリスペクトで成り立っている番組。さだまさしや和田アキ子といった今の大御所の態度を見ていても加山さんは別格、石原裕次郎・美空ひばりと並ぶ昭和の大スターなのだと思った。
・60代以上の人にはちょうどいいのかもしれないが、50代以下には加山さんに懐かしさがなく、40代のBoseさんが世代の違うゲストを上手く繋いでいるのではないか。
・「この曲」という1曲に対してのこだわりが見える。ジャンルが多様なのに普遍性がある。
・構成が相応と判断したのは、もう少し曲をいれてもいいのではないか。秘話は特定の世代にとっては面白いが、若い人が聞いても全く意味がないので、代わりに若い人にも受け入れられる形にしたほうがいいのではないか。懐かしいだけではなく、次の世代にも繋がる形の検討が必要。
・Part1の時にPart2以降の告知を入れたほうがいいのではないか。
・加山さんの自己紹介番組なので、加山さんのファンじゃない人は見なくていいし、ある程度の年齢層でないと、楽しめない番組ではないか。
・もっと若いゲストとのトークも見たい。
・「君といつまでも」世代なので、モニターというより楽しんだ。「冬のリヴィエラ」をコラボレーションではなく、森進一本人の前で加山さんが歌ったのがよかった。
・類似する番組の多くは若手ミュージシャンをゲストに迎えることが多く、それほど面識のない歌手同士の新鮮な組み合わせを楽しむ趣向だが、この番組は加山さんがくつろいだ朗らかな雰囲気で親交のあるゲストとトークを交わし、見ていて心地が良かった。
・資料には「幅広い世代のアーティストをゲストに迎え」とあるが、送られてきたDVDは還暦を超えたゲストの回ばかりだった。資料にあるゲストラインナップによると「平原綾香」以外のゲストは2回に分けた放送であった。ゲストによって放送回数に違いがあるのはなぜなのか。
・心配されるのは、メインMCである加山雄三をどこまで敬うかというところ。アルフィーの回は番組内で加山さんの80歳の誕生日を祝っており、お祝いする気持ちはわかるが、ゲストの歌よりも加山さんの歌をめぐりトークは繰り広げられていた。
次回日程:第70回・1月19日(金)16時~
課題番組:「日曜スクープ」
なお、キャンベル委員は今回をもって退任することとなった。
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