放送番組審議会

BS朝日第63回 放送番組審議会議事録
BS朝日は、平成28年4月15日に、第63回放送番組審議会を開催しました。(2016.4.15)
開催日時 2016年4月15日(金)午後12時50分~午後2時15分
開催場所 BS朝日大会議室
出席者

近藤委員長
若林副委員長、安部委員(新任)、近藤大博委員、佐藤委員(新任)、中井委員、野村委員 水口委員

 

【会社側】
菊地代表取締役社長、壁谷常務取締役、横山取締役、風間取締役相談役
森本常務執行役員編成制作局専任局長、藤川執行役員編成制作局長
上田編成制作部長、江野制作担当部長、鈴木プロデューサー、魏プロデューサー

 

(事務局)佐藤事務局長、根岸担当部長、北川ライツ・考査室員、堀同室員

 

議題

(1) 会社側より報告
(2) 2015年度下期の番組種別の集計結果について
(3) 2016年4月改編について
(4) 前回課題番組「歴史ミステリー 日本の城見聞録」について報告
(5) 課題番組「アーツ&クラフツ商会」講評
(6) 次回日程および課題番組について
(7) その他

【2015年度下期の番組種別の集計結果について】
放送法に基づく2015年度下期(10月~3月)の放送番組種別の集計結果を報告しました。

「日本民間放送連盟放送基準」はこちら(外部サイトになります)

配布資料

・面白く興味深かった。番組の流れもよく、坂井真紀さんが店主らしいし、説明もいい。
・伝統工芸品は時間をかけて丹念に丁寧に作られるが、迅速さが求められる現代の中でその時間の流れを丁寧に描いていた。また職人が新しいものを創るユニークさが見られる。
・自然の恵みを自然の産物を活かして作っていることに感銘を受け、多くの職人の支えがあってできる魅力を感じた。
・番組スタッフが伝統工芸に挑戦するコーナーは職人の凄さを伝えてくれた。
・スタッフが挑戦のコーナーは如何なものか。坂井さんが挑戦するほうがいい。
・放送時間が遅いのではないか。関心のある世代だけではなく、技を承継する若い世代をはじめ色々な人に見てほしい。
・品のある番組で23時台に沿う番組。長時間番組が多い中で23時台の30分は見やすい。
・「アーツ&クラフツ運動」の概念が生活の中に融合している姿まで紹介してほしかった。
・「アーツ&クラフツ運動」という言葉が一般の人にわかるのか?それについての紹介を少しは入れた方がいいのではないか。
・品位を感じる職人の語り口、仕事に向き合う心情を爽やかに描いていて、押し付けがましくない。
・カメラワークもよく、50分を5~6分で描く回があるかと思えば、逆にゆっくり描く回もあり、映像を大事にしていると思わせる。映像美をさらに追求してほしい。
・真面目で重厚な番組という印象。勉強するような気持ちで見ていた。心が和む良い番組だと思う。
・ユニークで魅力あるものを紹介していて、30~40歳代の職人にエールを送る番組にしてほしい。
・前任の渡辺いっけいさんが「お目が高い」という良い決め台詞を持っていたように、坂井さんにもそうした台詞を作ってほしい。
・番組の流れがスムーズで、最初の頃は職人の登場の仕方がわざとらしかったが、毎回見ると興味深く面白くなってきた。
・この番組を飛行機の機内上映で英語版等で見られたら、海外の人に日本の文化を紹介できると思う。
・広く見られるような形としてはDVDにして教材にしてはどうか。中学から大学まで使える。そうすれば、もっと評価される。多くの人にこの番組がある事を知らせたいし、見てもらいたい。
・店主の姓である「柳」や「森井」がペダンチックで、作り手の自己満足に思える。ただ、5代目店主という立場は雰囲気作りによく、坂井さんも適度にコミカルで合っている。
・それぞれの歴史は極めて勉強になったが、時々説明が端折り過ぎになっている回もあった。
・番組最後に「詳しくはホームページへ」と案内されるのはどうなのか。番組とHPで紹介する情報の精査が必要なのではないか。
・コンパクトに纏められたわかり易い番組。例えば松花堂弁当のように、綺麗にはめ込まれた構成の番組で、あっという間の30分間で見易い。色彩もいいし、カメラアングルもいい。さらに磨きをかけられるといい。

次回日程:第64回・7月22日<金>
◆課題番組:「世界の文学がわかる!あらすじ名作劇場」