BS朝日第49回 放送番組審議会議事録
BS朝日は、平成24年10月19日に、第49回放送番組審議会を開催しました。(2012.10.19)
開催日時 |
平成24年10月19日(金)午後1時00分~2時45分 |
開催場所 |
BS朝日大会議室 |
出席者 |
近藤委員長
若林副委員長、近藤大博委員、玉生委員、水口委員、吉永委員、野村委員
【会社側】
風間代表取締役社長、木下専務取締役、塚本常務取締役、
岡田常務執行役員編成制作局長、
山田常務執行役員編成制作局専任局長
江頭編成制作部長、魏編成制作部プロデューサー
(事務局)
佐藤番組審査部長、濱嶋番組審査部員
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議題 |
【1】 会社側より報告
【2】 前回課題番組「美味しさの物語 幸福の一皿」について報告
【3】 課題番組「歴史発見 城下町へ行こう!」講評
【4】 次回日程および課題番組について
【5】 その他
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講評 |
・ 個性的な住人が、あれこれとお国自慢をする姿がほほえましい。
・ 「不思議」というキーワードが乱発され、違和感を感じた。
・ 町ができた頃の暮らしを知りたい。地元の資料館や博物館を訪れてみてほしい。
・ 日本の良さを再発見した。東京、京都以外の魅力を海外にも発信できる番組。
・ 従来の旅番組と違って、テンポがいい。
・ 地元の案内人の登場がいつも唐突だが、逆にそれが面白い。
・ 有名な土地を訪れるときは、何に注目し、何を切り捨てるか難しいが、あまりマイナーなものばかりだと不安に感じたり、物足りない視聴者もいるはず。
・ 「長崎」は見所が多いから前後編にしたのか?どの町も2回構成にしてもいいのでは。
・ ピエール瀧さんのアクが強いので、1度目は面白いが2度は視聴できない。
・ 城下町は地味な題材だが、“知る喜び”“思い出す楽しさ”が詰まったいい番組だ。
・ 城内の紹介があまりないが、むしろ今のまま、「城に入らない番組」でいてほしい。
・ 音楽、映像、ナレーションがマッチしている。特にオープニングは秀逸。
・ ロゴが素晴らしい。ロゴを見るだけで番組の理念、コンセプトが瞬時に伝わってくる。縦に一本柱が通っていて、枝分かれするように文字があり、組み込まれた矢印が“行こう!”と誘ってくる。
・ ナレーター(柳沢三千代)は独特の声質ながら旅情感もあり、最適だ。
・ 全編を通してデザイン、ビジュアルが非常に優れている。
・ エンディング曲(星羅「ふうらいぼう」)の“気ままな旅”という歌詞が合っている。
・ 町が作られた時代背景、城主の人柄に踏み込んでほしい。城下町の立地は戦略的で、防災意識も高いので、追求することで深みのある番組になる。
・ 優れた番組だと思う。若者らしい編集の仕方もいい。構成はいいが“まとめ”が甘い。オチが弱いので、結論をしっかり固めてほしい。
・ BSの旅番組は平板なもの、というイメージだったが、「城下町へ行こう!」は違う。新しい情報番組の分野を作っていけるような、可能性を感じる。
・ 過度な演出もなく、ピエール瀧の味がうまく引き出されている。
・ 和風のBGMや写真が効果的に挿入され、いわゆる旅番組とは違う新鮮さを感じる。
・ 紀行番組にもいろいろな切り口があるものだと感心した。
・ 伊賀は忍者、長崎は龍馬など、土地ごとにテーマが決まっていて、まとまりがある。
【6】 次回日程(第50回・1月25日<金>)および課題番組について
(「ネイチャードキュメント シリーズ ボクらの地球」)
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