放送番組審議会

BS朝日第46回 放送番組審議会議事録
BS朝日は、平成24年1月20日に、第46回放送番組審議会を開催しました。(2012.1.20)
開催日時 平成24年1月20日(金)午後1時00分~2時30分
開催場所 BS朝日大会議室
出席者

近藤委員長
若林副委員長、近藤大博委員、玉生委員、中井委員、野村委員、水口委員、吉永委員

 

会社側出席者:
風間代表取締役社長、明石常務取締役、塚本常務取締役、岡田執行役員編成制作局長、上田編成制作局次長、岡本データコンテンツ担当副部長(プロデューサー)、岩下編成制作部員(プロデューサー)

 

(事務局)
佐藤番組審査部長、井手上番組審査部員

 

議題

【1】 会社側より報告
【2】 前回課題番組「スマートラウンジ」について報告
【3】 課題番組「王様の家」講評
【4】 次回日程および課題番組について
【5】 その他

講評

・ 胸が熱くなる場面もあり、配役やエンディング曲(和田アキ子)も良い。
・ シナリオについてはそもそもドラマの中での家族構成はもはや存在しないのではないか。30年前の家族構成であり、番組の狙いである「家族の絆」が全くリアリティが感じられない。
・ 結末が読めないストーリーで意外性という意味では面白かった。
・ 泣かせる話もあり、一定の水準を超えた作品である。
・「パターン化の成功」すなわち予定調和のストーリーで安心して見ることができ、楽しめた。
・ 役者も良く、総じて楽しめる家庭ドラマであった。

・ 限られた空間でのドラマはストーリーにかなりの展開が必要。
・ 小気味良さも足りずセリフも単調だった。

・ 十分楽しんだ。「家族の絆」以外にも各話毎にテーマがあり良かった。
・ 浅いといえば浅いが、許される範囲内でメッセージを伝えられている。
・ アメリカのシチュエーションコメディが思い出された。
・ リアリティがなく、まるでショーケースの中の家族を見ているようだった。

・ 原作モノが多い中で、書き下ろしの「オリジナルドラマ」というのは喜ばしいことで、続けていってもらいたい。
・ ドラマのテーマは各話に登場する様々な「告白」だったと推察するが、リアリティがなく視聴者も感情移入しづらかったのではないか。

・ リアリティはないが、良心的な番組で安心した気持ちで見ることができた。
・ 主演の市村さんは舞台俳優で少しオーバーな演技が気になった。

【5】 次回日程(第47回・4月20日<金>)および課題番組について(「いま世界は」)