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#20

終戦SP 戦後71年目の真実 原爆投下 広島城 失われた天守の秘密

原爆投下から71年目の夏を迎えた広島。
そんな広島のシンボル、広島城は毛利輝元が築城、後に福島正則が完成させた城です。守り堅固の城郭、天守は壮麗な黒い天守。名城と呼ばれ、戦前は旧国宝にしてされていました。ところが、そんな天守が一瞬にして消失。昭和20年8月6日、炸裂した原爆の衝撃で広島城の天守は力づくで、なぎ倒されたのです。

今回は城案内人の篠井英介が、その時、広島城本丸にあった陸軍の施設で働いていた女性の貴重な証言を聞くことが出来ました。

戦後、広島城の天守は市民の熱意で復元されます。
それは、城と共に生きてきた市民の想いが通じた瞬間でした。
城と日本人、その深い関係を改めて問います。