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#15.16

2時間スペシャル 豊臣家を封じ込めろ!大坂城包囲網 大坂城・名古屋城・和歌山城・伊賀上野城

一般に“天下分け目の決戦”と呼ばれる、関ヶ原の戦い。
しかし、この戦いに勝利した徳川家康が、この後、すぐさま天下を統一できたわけではありません。天下はまだ家康のものにはなっていませんでした。

この時、巨大で難攻不落の大坂城には、秀吉の遺児、豊臣秀頼が力を蓄えたまま残っていたのです。そして西国には、豊臣恩顧の有力武将たち。
このまま放置すれば、秀頼は成長して、やがて関白職に就いてしまいます。

そこで家康が考えた秘策が、秀頼と豊臣恩顧の有力大名たちの分断工作。
大坂城の周りをぐるりと取り囲むように幾つもの城を作り、秀頼を孤立させることで、徐々に弱体化させていったのです。

姫路城、彦根城、二条城…
この時、名城が次々に築かれました。

今回は、城案内人の篠井英介と大谷亮介が、大阪城包囲網の要の城だった、和歌山城、名古屋城。そして、いざ徳川と豊臣が全面対決となった時、家康が指令本部にしようと考えていた、伊賀上野城を訪ねます。