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#2

国宝彦根城 家康”築城指令”の秘密

国宝、彦根城。日本一の湖、琵琶湖の湖畔の小高い山の頂に建つ城は難攻不落で知られた城。実際に城を”攻める目線”で訪ねてみると、そこには攻め落とされないように、城門、櫓、堀切、不思議な直線の坂道など、幾重にも防御のシステムが施されていました。それでいて天守は飾り屋根や装飾窓で彩られ、小ぶりながら華麗で優雅と評されます。
城を建てたのは徳川家康の側近”徳川四天王”のひとり井伊直政。
関ヶ原の戦いの最前線で奮闘した勇猛果敢で知られる武将。
そんな直政を見込んで、東西交通の要衝の地であった彦根の地に、戦いの拠点となる難攻不落の城の築城を命じたのは徳川家康です。 江戸時代末期には、徳川幕府の大老、井伊直弼を輩出した井伊家。
徳川家とは深い絆で結ばれていました。
番組では、天下を我が物にするために、直政に出された”家康の築城指令”に隠された秘密。そして、270年に渡って城を守り続ける事ができた井伊家に、代々伝わる”井伊家の武士道”を明らかにしていきます。