コロナ禍でリモートワークが進み、“働く”と“住む”を一緒にすることが可能に。昨年の東京への転入超過は2年連続で過去最低になった。しかし、人口減・過疎化など地方の抱えている問題は多い。佐別当さんはこの問題にADDressが貢献できると考えている。
全国を移動しながら暮らす多拠点生活者たちは、旅行よりも長く深く各地域を知る。
これはその地域に興味を持って何らかのつながりを持ってくれる「関係人口」の増加をもたらす。さらに、多拠点生活の拠点となるのは各地域の空き家、空室。核家族化で必要なくなった大きな屋敷やシャッター商店街の店舗、シュリンクする地域経済の中で利用しきれなくなったインフラを利用して、外から訪れてくれる人を呼び込む。そして何より、自らも多拠点生活者である佐別当さんによれば全国に暮らし、地域の人々と交流することで新たな発見があり人生が豊かになるという。地域が持つ多様性を生かす取り組みぜひご覧ください。
問い合わせ先
ADDress
4月16日(土)よる6時~
番組サイトはコチラ
2030年は、今から8年後。
番組では、これからを担いSDGsに関心を寄せる若者たちが、既にSDGsに取り組んでいる人や団体、自治体や企業を訪ねます。そこで目にするのは、人間、社会、地球環境にまつわる「持続可能な未来」への活動とその裏にある“思い“。問題解決への学びや気づき、行動の原点などに若い世代が触れ、感じることによって、SDGsにかかわる=「未来へのバトン」をつないでいくヒューマンドキュメンタリーです。
日本中に暮らしてみる!
サブスクではじめる多拠点生活で地域を元気に
北海道から沖縄まで全国に約240箇所以上あるシェアハウスなど、どこにでも定額で暮らすことができる。住む場所を固定しない多拠点生活のためのサービスを提供しているのが今回の主人公、ADDress代表取締役社長 佐別当隆志さん。