MAPLE BASE 代表 井原愛子さん
メープルシロップの原料はカエデの樹液。そう秋に美しく紅葉するあの紅葉(もみじ)。
山深い秩父の森にはもともとたくさんのカエデが自生していた。
冬になるとその樹液は凍らないように糖分を蓄える。そのお裾分けをもらって作られるのがメープルシロップ。時に1本からおよそ100リットルもの樹液を採取できる森の「宝もの」。秩父生まれの井原さん、その存在を知り仕事を辞めてこの道に。
当時の秩父にはメープルシロップを大量に作る仕組みもなかったが、井原さんは本場カナダまで何度も出かけ、大きな専用の機械を取り寄せ商品化させた。メープルシロップを産業化することで秩父の森を救うことにつなげようとしている。いつか自分たちが植樹したカエデの下でメープルシロップをたっぷり使ったティーパーティをしたい。井原さんたちの取り組みを追います。
3月26日(土)よる6時~
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2030年は、今から10年後。
番組では、これからを担いSDGsに関心を寄せる若者たちが、既にSDGsに取り組んでいる人や団体、自治体や企業を訪ねます。そこで目にするのは、人間、社会、地球環境にまつわる「持続可能な未来」への活動とその裏にある“思い“。問題解決への学びや気づき、行動の原点などに若い世代が触れ、感じることによって、SDGsにかかわる=「未来へのバトン」をつないでいくヒューマンドキュメンタリーです。
埼玉県秩父市、約87%が森林という豊かな木々に囲まれた街。
2016年ここに日本で初めて「シュガーハウス」ができた。シュガーハウスとは、メープルシロップの本場、カナダで生まれたメープルシロップを作る工房のこと。そこでは誰もがシロップを作る過程を見学し、森の豊かさに触れることが出来る。
これを作ったのが、本日の主人公