この状況をなんとかしようと取り組んでいるのが
今回の主人公 放課後等デイサービスかしのき教室 を立ち上げた 谷口藍さん。
自閉症スペクトラム症の息子さんの母であり、
自らも学習障がいと言う特性のある谷口さんが
試行錯誤しながら作りあげた学びの場。
例えば「あいうえお」などの定型な書き取りは嫌い。でも昆虫の名前など関心がある内容に置き換えれば素晴らしい集中力で吸収していく子どもたち。
学ぶ方法を見直すことで、一人ひとりの持つ特性がいかされていく。
谷口さんの取り組みぜひご覧下さい。
3月5日(土)よる6時~
番組サイトはコチラ
2030年は、今から10年後。
番組では、これからを担いSDGsに関心を寄せる若者たちが、既にSDGsに取り組んでいる人や団体、自治体や企業を訪ねます。そこで目にするのは、人間、社会、地球環境にまつわる「持続可能な未来」への活動とその裏にある“思い“。問題解決への学びや気づき、行動の原点などに若い世代が触れ、感じることによって、SDGsにかかわる=「未来へのバトン」をつないでいくヒューマンドキュメンタリーです。
教科書を読んでいると特定の文字だけ消えてしまって読むことができない。
他の勉強するときは不便を感じないのに計算だけは全力で頑張ってもできない。
そんな特性を持った子どもがいるのをご存知ですか。
一般的な学習方法で学ぶとき苦労してしまう。
これは「学習障がい」と言い、「発達障がい」という特性の1つ。
「発達障がい」とは「学習障がい」のほかに、「注意欠如・多動性障がい」や
強いこだわりを持つ「自閉症スペクトラム症」など。
1クラス30人に2人の割合で該当する人がいるそう。
本人も周りも、元々持っている特性と気づかないと
「勉強ができない」「努力しない」「わがまま」な子と思われてしまう。