2030年は、今から10年後。
番組では、これからを担いSDGsに関心を寄せる若者たちが、既にSDGsに取り組んでいる人や団体、自治体や企業を訪ねます。そこで目にするのは、人間、社会、地球環境にまつわる「持続可能な未来」への活動とその裏にある“思い“。問題解決への学びや気づき、行動の原点などに若い世代が触れ、感じることによって、SDGsにかかわる=「未来へのバトン」をつないでいくヒューマンドキュメンタリーです。
三河湾に面した、愛知県蒲郡市にある水族館。
かつては1日のお客が10名ほど、誰も来ない日も。
閉館は間近と思われていた。その危機を救ったのが、今回の主人公
蒲郡市竹島水族館館長 小林龍二さん
お客さんにとって魅力的な水族館にするにはどうしたらよいか?
注目したのは「深海魚」。三河湾沖は水深が深く、様々な深海魚がよく網にかかる
蒲郡の皆さんは、昔からスーパーでお馴染みだった。でも泳いでいるところを
見ているわけじゃない。ならばできる限り展示してみるか?
とってくれる漁師さんたちは、「俺がとった深海魚だぜ」と自慢気。
気がついたら深海魚の展示数日本一に。来館者数も4倍の
年間約47万人にまで増加した。
地元に根ざした水族館づくりが、地域を盛り上げ、あらたな雇用を生み出す
可能性まで見えてきた。街を元気にする水族館の取り組み、ぜひご覧下さい。
1月29日(土)よる6時~
番組サイトはコチラ
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