【バトンタッチ】「8000年つづけてきたやり方で豚と生きていきたい」

バトンタッチ SDGsはじめてます つくる責任 つかう責任

2030年は、今から10年後。
番組では、これからを担いSDGsに関心を寄せる若者たちが、既にSDGsに取り組んでいる人や団体、自治体や企業を訪ねます。そこで目にするのは、人間、社会、地球環境にまつわる「持続可能な未来」への活動とその裏にある“思い“。問題解決への学びや気づき、行動の原点などに若い世代が触れ、感じることによって、SDGsにかかわる=「未来へのバトン」をつないでいくヒューマンドキュメンタリーです。

 

神奈川県・南足柄市の、小高い岡の上にある「こぶた畑」という可愛い名前の養豚場。
放牧された豚は自由に動き回っている。豚舎をみると、床に木のチップが敷きつめられて
いて冬のいま時分でもぽかぽか、ふかふか。なんだか豚さんも幸せそう。
この一風変わった養豚場をつくったのが今回の主人公

 

農場こぶた畑 の相原海さん

こぶた畑の豚さんたちのごはんには、地域のいろんな方が協力してくれている。
パン屋さんからはパンくず、酒屋さんは酒粕、農家さんからは野菜くず。
実はこうしたものは引き取ってもらえて、彼らも嬉しい。
だってそのままだと、ゴミとして捨てるしかないから。
そもそも養豚とはそんな風に、人が暮らす中でどうしても出てしまう残飯や
廃棄食材を餌にして育てることから始まっている、人の社会に欠かせないもの。
子どもの頃からなんでもまじめに考えてしまう性格だった相原さん。
学校の仲間とはなじむことができず、何を学び何を糧に生きていくか模索する中、8000年以上前からあったブタとヒトが共に生きてきた暮らしにたどり着いた。
環境に負荷をかけず、無理なく続けていける養豚業の取り組み、ぜひご覧下さい。

 

1月22日(土)よる6時~

番組サイトはコチラ

 

SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任


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