【バトンタッチ】「人口減の特効薬?! 700人の村がひとつのホテルに!」

バトンタッチ SDGsはじめてます 住み続けられるまちづくりを

2030年は、今から10年後。
番組では、これからを担いSDGsに関心を寄せる若者たちが、既にSDGsに取り組んでいる人や団体、自治体や企業を訪ねます。そこで目にするのは、人間、社会、地球環境にまつわる「持続可能な未来」への活動とその裏にある“思い“。問題解決への学びや気づき、行動の原点などに若い世代が触れ、感じることによって、SDGsにかかわる=「未来へのバトン」をつないでいくヒューマンドキュメンタリーです。

 

豊かな自然の残る山間の集落、山梨県小菅村。かつては炭焼きや林業で栄えましたが”
今や過疎化が進み、人口は減る一方。それがここ数年プラスに転じました。
いったい何が起こったのか?消滅の危機にあった村の人口増加に貢献したのが
「村をまるごとホテルにする」という取り組み。

 

そのマネージャーをつとめるのが今回の主人公谷口峻哉さん。

 

きっかけは村で「大家」を呼ばれていた、大きな古民家が空き家になったこと。
昭和30年代にはその家にだけテレビがあって、町中の人が集まって力道山の試合など
みていたんだとか。大切な建物からひとけがなくなり朽ちていくのは耐えがたい。
村がコンサルティング会社に利用法を相談したところからユニークな「村ごとホテル」
のコンセプトは生まれました。
最寄り駅から送迎してくれるのも、サービスのおまんじゅうを作っているのも
宿を出ると話しかけてきてくれるのも村人兼ホテルマン。
ホテルのホスピタリティを村中で味わえる体験が好評を呼び人気に。
雇用も生み出し人口増に貢献。今では、村人の10人に1人以上がこのホテルの仕事に
頻繁に関わっているといいます。
もともとは最低会員権が1000万円という超高級会員制ホテルの従業員だった谷口さん。地球環境も大事にしながら過ごせる宿に勤めたいとこの村にやってきました。
今後は部屋を増やして、もっと村を元気にしたい。谷口さんの挑戦を追います。

 

12月25日(土)よる6時~

番組サイトはコチラ

 

SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを


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