【バトンタッチ】「捨てられてしまう梨に新たな命を」加納慶太さん 智恵さん

バトンタッチ SDGsはじめてます つくる責任 つかう責任

2030年は、今から10年後。
番組では、これからを担いSDGsに関心を寄せる若者たちが、既にSDGsに取り組んでいる人や団体、自治体や企業を訪ねます。そこで目にするのは、人間、社会、地球環境にまつわる「持続可能な未来」への活動とその裏にある“思い“。問題解決への学びや気づき、行動の原点などに若い世代が触れ、感じることによって、SDGsにかかわる=「未来へのバトン」をつないでいくヒューマンドキュメンタリーです。

 

そろそろ梨の季節。甘くてみずみずしい梨はこの季節にぴったりですよね。
今回は明治時代から続く老舗農園の20代夫婦が始めたSDGsをご紹介します。

梨の芳蔵園(よしぞうえん) 6代目園主 加納慶太さん 智恵さん

芳蔵園のある千葉県は、梨の収穫量全国一。
加納さんもおよそ6000坪の敷地で7種類もの梨を育てています。
多い日には一日で1トンもの梨を出荷することも。
そんな梨に最近急増しているのが「みつ症」という症状。
猛暑などの異常気象が影響してると言われ、梨特有のシャキシャキ感が失われてしまうんだとか。

他にも傷がついたり形の悪いものなど、丹精込めて育てた梨の3割以上が商品にはならず捨てるしかないのだといいます。これはあまりにももったいない!
梨園のフードロスゼロを目指して立ち上がった2人が取り組んだのはキッチンカーで販売する絶品スイーツ。
1個の梨として商品にならなくてもアレンジすれば別の美味しい食べ物になる!
捨てられていた梨それぞれのおいしさを生かす方法を考え様々な商品を開発。
昨年はほぼロスゼロを達成!というその取り組みを追います。

8月14日(土)よる6時~

番組サイトはコチラ

 

SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」


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