【バトンタッチ】「この仕事に出会えて自分はラッキーだと思う」日本人初の「動物の義肢装具士」
2030年は、今から10年後。
番組では、これからを担いSDGsに関心を寄せる若者たちが、既にSDGsに取り組んでいる人や団体、自治体や企業を訪ねます。そこで目にするのは、人間、社会、地球環境にまつわる「持続可能な未来」への活動とその裏にある“思い“。問題解決への学びや気づき、行動の原点などに若い世代が触れ、感じることによって、SDGsにかかわる=「未来へのバトン」をつないでいくヒューマンドキュメンタリーです。
義肢装具士という国家資格をご存知ですか?
「義肢」は手足を失った人が装着する義手や義足のこと。
「装具」は病気によって体に残った、痛みや麻痺などの治療を目的に装着する
コルセットのような器具のこと。
義肢装具士はこうした器具を制作、患者さんに使いこなしてもらうべく導く仕事です。
今回紹介するのは、日本で初めて動物を相手にこの仕事を専門的に始めた方
東洋装具医療器具製作所 代表 島田旭緒さん
日本は飼育されている犬猫の数が子ども(15歳未満の人口)を300万以上上回る
ペット大国ですが、病気や事故、高齢で足腰が不自由になった
ペットのための医療はまだまだ発展中。
当然多くの依頼が集中し、この仕事を始めて以来、島田さんの睡眠時間はわずか4時間半。
取材の間も手が止まることはほとんどありませんでした。
祖父が仕事中事故にあって体が不自由になった時、義肢装具の重要性を知り
人間の義肢装具士の国家資格を取った島田さん。
どうして動物専門の義肢装具士を目指すようになったのでしょうか?
そしてそれまで誰もやっていない仕事をどうやって始め、成長させてきたのでしょうか?
超多忙な毎日を過ごしながら「仕事があれば休みはなくてもいい。
この仕事に出会えて自分はラッキー」と楽しそうな島田さんの取り組みをぜひご覧下さい。
4月10日(土)よる6時~
番組サイトはコチラ
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