みなさん「オーガニック・コットン」という言葉、聞いたことがありますか?
栽培から生産までの過程で化学薬品を使用することを最小限に抑えて作られたコットンのこと。
今回のバトンタッチでは、「オーガニック・コットン」と出会うことでSDGsにつながる活動をはじめられた方が登場します。
待ち合わせたのは綿花畑。秋から冬にかけては収穫のシーズン。
モコモコの繊維をまとった綿花がたくさん。
これを守るため、一般的な畑では収穫の時期に葉を落とすための農薬を散布することが多いそうです。
綿花が汚れる恐れがあるし、収穫するとき邪魔だから。
植物の葉を落とさせる農薬です。今では改善されてきていますが特に数十年前は人への影響も少なくはなかったそう。
今回ご紹介するする「アバンティ」 代表取締役会長 渡邊智惠子さんは、今から30年ほど前、貿易の仕事を手がけ始めている中で、アメリカの綿花栽培の現場に行き、畑の側溝を流れる農薬の匂いや危険を知らせる看板に衝撃を受けたそう。
私たちが使っているものを作っている人たちが、そのために健康を損ねたり、悪影響をうけないようにあって欲しい。
生産者の環境を改善するため、オーガニックコットンを広めてきた渡邊さんの活動は、今、日本の織物文化や被災地を救うことにも繋がってきています。
「こどもたちに私たちが残せるものは何か」
渡邊さんのはじめたSDGsぜひご覧ください。
11月9日(月)よる10時~
番組サイトはコチラ