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#128

奥原希望

今回のゲストは、バドミントン日本代表の奥原希望さんです。身長156㎝と小柄ながら、持ち前のセンスと粘り強いバドミントンで世界ランキングの上位に君臨。2016年のリオ五輪では女子シングルスで日本人初のメダルとなる銅メダルを獲得、東京五輪でも金メダル候補として期待を集めています。

自身を「目立ちたがり屋」と語る希望さん。番組恒例「3枚の写真」で選んだ1枚も、意外なものでした。そこには、確固たるポリシーが。「他の人と違うことを気にする人が多い。私はそれが嫌。人との違いこそが魅力であり、その人の良さ。だから、それを長所としてとらえて前に出してほしい」。そんな希望さんが語る「自分を出す方法」とは?

低い身長も長所としてとらえ、「武器」にまで磨き上げました。「身長が低いからこそ、相手が打ってきたシャトルの下に潜り込める」。バドミントンでは、シャトルをアンダーハンドで打つことは、守勢に回ることを意味します。シャトルの下に入り、オーバーハンドで打つ機会が増えれば、当然、試合展開は有利に。「これは身長が低い人の特権。背が高い人を羨むだけでは絶対に勝てない。短所も長所としてとらえて、どう利用できるかだと思います」

番組では、希望さんのつかの間のオフにも密着。スイーツを楽しみながらリラックスする希望さんの素顔に迫るほか、世界一を争うライバル・山口茜さんとの関係、引き際への思いなどを通して、彼女の美学を紐解きます。

Kiichi Matsumoto/Number