今回のゲストは、プロゴルファーの成田美寿々さんです。2012年にツアー初優勝。その後も勝利を積み重ね、13のトーナメントで頂点に輝きました。18年には年間賞金が1億円を突破し、ランキング5位。昨年、生涯獲得賞金も5億円を超えたトッププレーヤーです。

第一線で活躍する一方、美寿々さんには追い求めているものがありました。それは「美意識」。常に「見られている」ことを意識し、プレーはもちろん、立ち居振る舞いや表情にも「かっこよさ」や「女性らしさ」が表れるよう気をつけているそうです。インタビュー中の美しい姿勢にも注目です！

そんな美寿々さんの美意識の原点は、なんと宝塚歌劇団。初めて観た時にその世界観に衝撃を受け、俳優たちの輝きの裏にある努力を知ってさらに心酔。今ではスケジュールの合間を縫って年に20回ほど観劇に行くそうです。そんな彼女の一押しのタカラジェンヌや、試合中も癒してくれる秘密の宝塚グッズを紹介します。

宝塚に例えるならば、試合はまさにオンステージ。人気ゴルファーを破っての優勝が多いことから、「カワイ子ちゃんハンター」と呼ばれています。しかし、16年は優勝なし。大きなスランプに陥りました。乗り越える力をくれたのは、高校時代のある経験。「苦しい時こそ気づきがある」。スランプを経て得たものを通して、美寿々さんの強さと美学に迫ります。