過去のゲスト

#118

上田桃子

今回のゲストは、プロゴルファーの上田桃子さんです。2018年の春、19年の夏と、これまでに2回、番組に登場してくれた桃子さん。さまざまな出来事を経て変わったこと、変わらないこと。トップアスリートとして34歳を迎えた彼女が、“今”と美学をたっぷりと語ってくれました。

日本の女子ゴルフ界は今、世代交代の真っ最中。渋野日向子さんを中心とした20歳前後の「黄金世代」が激しく突き上げ、桃子さんと同世代の選手は次々とコースを去っていきます。昨年のインタビューでは、引き際について「やり残したことがないように、いろんなことにチャレンジできている。もう悔いはないかもしれない」と語っていました。あれから1年。「引退への考えは変わりましたか?」の問いに対する彼女の答えとは?

一方、1年前に行われた「資生堂アネッサレディスオープン」では、プロ生活15年目で初めてのホステスプロを経験しました。結果は58位。プレッシャーから「自分らしいアグレッシブなゴルフができなかった」と振り返ります。今年は、シーズンオフに実際の試合会場に足を運んで練習するなど、リベンジへ強い意欲を見せていました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で、大会は中止に。スポーツのみならず、エンターテインメントの世界でも中止や延期が相次いでいることについて、桃子さんは「もしかしたら、勘違いかもしれない」と前置きしながらも、最近目覚めたという「使命」について語り、「今年では引退できなくなった」とリアルな胸の内を明かします。

Takuya Sugiyama/Number