今回のゲストは、元フィギュアスケート日本代表の八木沼純子さん。中学時代に1988年カルガリー五輪に出場し、その後も持ち前の美貌と華麗なスピンを武器に観客を魅了。大学卒業と共にプロに転向してアイスショーに携わるほか、スポーツキャスター、タレントとしても活躍しています。

14歳という記録的な若さで挑んだ五輪の夢舞台。当然、大きな話題となりましたが、それは少女の心を蝕みました。注目を力に変えることができず、「オリンピックの鎖につながれたような生活を数年間、送ることになった」と振り返ります。そんな日々から抜け出すきっかけとなったのは、ある大会で送られた、ファンからの言葉でした。

純子さんが戦ったのは、日本のフィギュアが世界をリードする前の時代。当時は、試合の前日から戦いが始まっていたと言います。「前の日に泊まるホテルがジャッジの人たちと一緒で、そこから採点されているようなものでした」。では、そこでどう振舞うか。キーワードとなったのは「人間力」でした。

46歳となった今でも、強く、美しい純子さん。実は趣味は車で、「見るのも、乗るのも大好き」と語ります。プライベートに密着すると、なんとポルシェに試乗。すると、同じく車好きの当番組ナレーター・田辺誠一さんもエンジン全開。アドリブでポルシェの豆知識を披露しちゃいます！