過去のゲスト

#66

片岡安祐美

今回のゲストは、社会人野球クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」の片岡安祐美さんです。中学3年で女子野球日本代表に選ばれ、高校時代は男子に交じり硬式野球部に所属。卒業後、タレントの萩本欽一さんが当時監督だった茨城ゴールデンゴールズに選手として入団し、2011 年からは監督も務めています。

また巡ってきた「甲子園」のシーズン。それは片岡さんの原点だと言います。野球を始めたのは、高校球児になりたかったから。でも規定では、女子選手は高校野球の公式戦には出場できません。「ルールを変えてやる」という強い気持ちを持って野球部の門を叩きました。必死に夢と白球を追い掛けた3年間。それが片岡さんにもたらしたものとは?

高校球児から社会人野球選手、そして監督へ。指揮官に指名したのは“欽ちゃん”でした。しかし、理想を追い求めるあまり、現実とのギャップに苦しみました。やがて体調を崩し、自律神経失調症に。体が悲鳴を上げ、「もうダメだ」となった時、彼女は選手たちに助けを求めました。心を開き、「できない自分」を受け入れた結果、監督としての野球が楽しめるようになってきたと言います。

ほか、番組では簿記の勉強に励む姿など、片岡さんのプライベートな一面にも密着。「野球」に「妻」、そして「タレント」と忙しい毎日を送る彼女の夢や美学、そして「これから」をひも解きます。

Kiichi Matsumoto/Number