番組表

放送内容

#222

育てて 食べて 学ぶ! すべての子どもたちに学校菜園を
エディブル・スクールヤード・ジャパンのみなさん

育てて 食べて 学ぶ! すべての子どもたちに学校菜園を
エディブル・スクールヤード・ジャパンのみなさん

今から30年前、カリフォルニアの公立中学校の校庭に、4,000m2もの食べられるガーデンが生まれました。そこでは100種類以上のさまざまな野菜や果物が有機農業によって育てられています。植物の生育を見守り、収穫したものはキッチンで料理しみんなで食卓を囲み分かち合う授業。学校菜園は生徒と先生の間に新たな交流と学びの場を生み、学校にとってかけがえのない居場所に。そしてその取り組みはアメリカ全土へと広がっていきました。
この「食育菜園―エディブル・スクールヤード」の活動を日本で広めているのが今回の主人公、

 

エディブル・スクールヤード・ジャパンのみなさん。

すでにいくつかの公立小学校で学校菜園を始めています。植物を栽培すること自体は、これまでの理科や生活科学習の中にもありましたが、菜園があらゆる学びにつながっていることを教えてくれる案内役「ガーデンティーチャー」を通じて、学校菜園を「人間形成」の場にも繋げていくのがエディブル・スクールヤードの目標。単一の科目にとどまらず、複合的な知識と体験が得られると学校、親御さんからも好評を得ています。2024年度に行われた3年生の国語・理科連携による「すがたをかえる大豆」の取り組み。種から育てて、枝豆、豆腐、きなこを作って食べるという年間を通じた授業を追いました。「すべての子どもたちに学校菜園を!」エディブル・スクールヤード・ジャパンさんの取り組み、ぜひご覧ください。

問い合わせ先
一般社団法人 エディブル・スクールヤード・ジャパン
https://www.edibleschoolyard-japan.org