番組表

放送内容

#221

外国人と日本人が共に暮らせる社会を!
しもつま外国人支援ネットワークTOMODACHIをつくった 小笠原紀子さん

外国人と日本人が共に暮らせる社会を!
しもつま外国人支援ネットワークTOMODACHIをつくった 小笠原紀子さん

日本の人口は2024年に86万人減少。調査を始めた昭和43年以来最大の減少率となりました。一方で増加し続けているのが日本で暮らす外国人の数。20年の国勢調査では総人口の2.18%で過去最高を更新。毎日の暮らしで外国人の方々と触れ合う機会も増えてきました。これから違う国籍・文化を持つ人々とコミュニケーションを取って共に暮らしていくにはどうしたら良いのか?今回の主人公はそんな課題に取り組まれてきた方

 

しもつま外国人支援ネットワークTOMODACHIを作った小笠原紀子さん

小笠原さんが活動拠点にしている常総市、下妻市は茨城県の中でも外国人比率の高い地域。全国平均の数倍の約6〜10%。地域にはヒンドゥー寺院やモスクなどもあり、異国情緒が楽しめる観光スポットとして人気が高まっているほど。
10年前、子育てが落ち着き、居酒屋のママとして働き始めた小笠原さん。お隣はスリランカ人が経営するレストランでした。言葉が通じず、最初は少し怖かったそうです。けれど重いビールを運ぶのを手伝ってくれたり、畑で育てた唐辛子をお裾わけしてくれたりと優しい人柄に触れ、彼らのために何かしたいと考えるようになりました。そして病院への付き添いや書類の作成など困っている時には手伝うように。自らの経験から、「人は知らないからこそ怖いと感じる。外国人と日本人の接点を作りたい」と2019年2人の同士と外国人支援ネットワークTOMODACHIを立ち上げました。平日は誰もが訪問できる居場所「お茶NOMA」を、週一で日本語を学びたい外国人のためのサロンを主催しています。これからの日本にとって重要な課題である「多文化共生」の取り組みぜひご覧ください。

問い合わせ先
しもつま外国人支援ネットワークTOMODACHI
https://www.facebook.com/p/しもつま外国人支援ネットワークtomodachi-100067836131142/?locale=ja_JP