番組表

放送内容

#219

がんばれ日本のモノづくり!全国100社以上が集結
独自の自社製品を開発する「町工場プロダクツ」の皆さん

がんばれ日本のモノづくり!全国100社以上が集結
独自の自社製品を開発する「町工場プロダクツ」の皆さん

職人気質を持った従業員が唯一無二の技術で、最先端のモノづくりを支える。日本の経済発展を支えた町工場は1998年からの20年間で事業社数が6割減。大手企業の下請け仕事で回っていた時代は変わり、すごい技術を持っていても仕事が来るとは限らなくなりました。この状況をなんとかしようと立ち上がったのが今回の主人公

 

「町工場プロダクツ」の皆さん。

発起人の栗原稔さんは町工場の2代目。金属加工の工場を継いだもののリーマンショックで仕事が減少。営業活動に悩む中、自社オリジナルの商品を作ってみようと思いたちました。試行錯誤の末、完成したのはジュラルミンを削り出して作ったテープカッター。これを見本市にだしたところ、加工技術を評価され仕事がくるように。オリジナルの自社製品は究極の技術見本であり名刺がわりにもなる。そう考えた栗原さん、全国の町工場に呼びかけ工場同士を繋ぐコミュニティ「町工場プロダクツ」を立ち上げました。素材や工法を問わずモノづくりをしている人々が参加、開発した自社製品を持ち寄りイベントに出展したり、ポップアップストアを企画したり。これまでにロフトや蔦屋書店で開催されるなど注目を集めています。「私たちの見てほしいものはものづくりにかける熱量」という町工場の取り組み、ぜひご覧ください。

問い合わせ先
町工場プロダクツ
https://www.machikobaproducts.com