放送内容

#202

日本の宝 京都の町家を守る、職人たち
創業約100年 アラキ工務店のみなさん

日本の宝 京都の町家を守る、職人たち
創業約100年 アラキ工務店のみなさん

一文字瓦に通り庇。糸屋、麩屋、営む商売の種類によってデザインの異なる格子も美しく。
町家が並ぶ姿は京都を象徴する景観です。そんな京町家、1950年以前に建てられた伝統的なもので、現在もおよそ4万軒残っており、人々が暮らしています。しかし、年間800軒のペースで減っていて、消滅の危機に瀕しているんだそうです。
この状況をなんとかしようと取り組んでいらっしゃるのが今回の主人公、

 

京町家改修を専門に手掛けるアラキ工務店のみなさん。

夏は暑くて、冬は寒い、盆地に位置する京都。町家にはそんな厳しい季節を凌ぐ工夫があるのだそうです。一方で、建築基準法などない時代に形が決まった京町家は改修するとなると
難しい面も多いのだとか。アラキ工務店さんは、町家改修に特化することで技術とノウハウを維持・向上し、京の町になくてはならない存在になっています。歴史を守る職人の世界に憧れて、門を叩く若者も多いのだそうです。「1軒でも多くの京町家を次世代に」職人たちの挑戦、ぜひご覧ください。

問い合わせ先
アラキ工務店
https://www.kyoto-araki.jp/index.html