放送内容

#195

糸島発 夫婦が放置林の開墾からはじめ
年間10万人が訪れる絶景カフェに

糸島発 夫婦が放置林の開墾からはじめ
年間10万人が訪れる絶景カフェに

 

福岡県、糸島市にある観光型体験農園「白糸の森」

およそ4万坪の山林にカフェやうどん店、観光農園等が点在する観光スポットが今回の舞台です。中でも人気なのは「森のカフェ 緑の詩(おと)」。なんとこのカフェ、木々に囲まれたオープンエア。注文を終えると自分で選んだ椅子を持ち、階段や通路でつながる複数のウッドデッキから好きな場所を選んで過ごすことができます。
映えるだけじゃない。カフェのあちこちには小さな木でできたボックスが置かれていて、中には目の前に広がる森林の現状のわかりやすい説明が。さらに、ここでの売り上げの一部は山の整備や開拓に還元しています。
 
2011年、この土地を購入したとき、ほとんどの場所は耕作放棄地でした。整備してきた田畑や森林は人の手が無くなっても簡単には自然には戻らず、動物も人も利用しにくい荒地になってしまいます。2人はそこを「農と食と人が集る場所に」変えるべく取り組んできました。そして今では人気スポットに。清流の流れる川のそばまで山道を整備するなど、複数のプロジェクトも始動しています。「どんなに大変でもやれば必ず実りがあるんです」というご夫婦の挑戦、ぜひご覧ください。

問い合わせ先
白糸の森
https://shiraitonomori.com