放送内容

#192

栗と北斎と花のまち! 小布施
官民一体ではじめた“オープンガーデン”でまちづくり

栗と北斎と花のまち! 小布施
官民一体ではじめた“オープンガーデン”でまちづくり

長野県北東に位置し、古くから交通と経済の要所として栄えてきた小布施。特産の栗や、北斎が晩年を過ごしたことでも知られています。ここで2000年、新たな取り組みが始まりました。

 

「おぶせオープンガーデン」。

個人宅や法人、公共施設がそれぞれの庭を無料開放し誰でも自由に鑑賞できるようになったのです。ほぼ四半世紀が過ぎた今年は100以上のお庭が一般公開されていて、小布施は「花のまち」としても知られるように。庭を通じたまちづくりに参加しているみなさんを取材しました。
小布施町が用意した案内板がある庭なら誰でも無料で見学が可能。訪れるみなさんには嬉しいおはなし。ではお庭を開放している人にはどんなメリットが?聞いてみると、第三者にお庭を褒めてもらうと庭づくりのモチベーションがアップするのだとか。庭を通じて他県に友達ができたという人も。古くから訪れる人の多かった小布施には昔から「お庭ごめん」という文化がありました。これは「よそのお家の庭も自由に通って良い」という意味だそう。「お庭ごめん」の精神を現代に引き継ぐ「おぶせオープンガーデン」の取り組み、ぜひご覧ください。

問い合わせ先
おぶせオープンガーデン
https://obuse-opengarden.com