放送内容

#188

一つ屋根の下、みんなで暮らし、生き抜く力を身につける
90年以上続く寄宿制の学びの場「はじめ塾」

一つ屋根の下、みんなで暮らし、生き抜く力を身につける
90年以上続く寄宿制の学びの場「はじめ塾」

神奈川県・小田原市にある一軒家「はじめ塾」。現在10名を超える子どもたちが親元を離れ、共同で暮らしています。

 

「集団生活を通じて人にとって大事なコミュニケーション能力を養ってほしい」と語るのは現塾長の和田正宏さん。

祖父の代から90年以上続く、伝統ある私塾の日々を追いました。朝6時、はじめ塾の1日が始まります。塾長夫妻も寝起きを共にしている一軒家は人数に対してはコンパクト。2段ベッドを利用して、布団をみっちり並べて敷いて。他者と密接に触れ合いながらの毎日です。朝食後は、それぞれが通う学校へ。「はじめ塾」は今まで行っていた学校を辞める必要はなく、学校以外の時間を共に過ごすことで学びを得る場所。と同時に、寄宿している子どもたちが学校に行っている時間には、不登校の子どもたちの受け入れもしています。食事を作ったり掃除をしたり、一緒に眠り、一緒に起きる。生活に必要な時を共にすることで学びを得る。「社会に出た時に活躍できる人材を育てたい」。唯一無二のユニークな方法で学びの場を提供してきた「はじめ塾」の取り組みぜひご覧ください。

問い合わせ先
はじめ塾
https://hajimejyuku.jp