放送内容

#180

〝遠くのシンセキより近くのタニン〟訪問者 週に200人!
介護付き“多世代型”シェアハウス「はっぴーの家ろっけん」

〝遠くのシンセキより近くのタニン〟訪問者 週に200人!
介護付き“多世代型”シェアハウス「はっぴーの家ろっけん」

神戸市長田区、新長田。古くから大工場が隣接し、町工場や商店街が並ぶ活気ある町。その一角にある6階建ての建物が今回の舞台。中を覗くと、赤ちゃんからお年寄りまで、老若男女が集っています。1階にあるのは広く人々を受け入れているフリースペース。時に遠く外国からの訪問者も。週に200人もの人が訪ねてくるのだそうです。2階から上は介護サービス付きのシェアハウス。

 

このユニークな施設を生み出したのが株式会社Happyの首藤義敬さん。

結婚し子育てが始まった頃、祖父母の介護も担うことなり、ダブルケアと仕事で生活が回らなくなって思いついたんだそうです。「全部できる場所を作ってしまえばいいんじゃない?」1階のフリースペース。地域の子どもたちが宿題やゲームをしにやってきて、若いお母さんたちは赤ちゃんや子どもを預けて買い物に出かけます。すると上の階の住人と、子どもが赤ちゃんの面倒を見てくれたり、子どもを迎えにきたお母さんたちと住人で会話が始まったり。人間関係の輪が広がって、ケアし合う関係性がいくつも。「みんなの困ったは、みんなでシェアすればより簡単に解決できる」「日常の登場人物が増えれば、それぞれの幸せの総量も上がる」素敵な発見が日々生まれる場所で集う人々を取材しました。ぜひご覧ください。

問い合わせ先
株式会社Happy(はっぴーの家ろっけんを運営)
https://lit.link/happychaoscompany