放送内容

#171

「話す・聞く・食べる」をサポートしてくれるスペシャリスト!
言語聴覚士を知っていますか? 小池京子さん

「話す・聞く・食べる」をサポートしてくれるスペシャリスト!
言語聴覚士を知っていますか? 小池京子さん

「友人とおしゃべりをする」「美味しいご飯を味わう」
怪我や病気等によってそうしたことを楽しむことが難しくなってしまうことがあります。そんな時、サポートしてくれるのが言語聴覚士、1997年に国家資格として制定されたリハビリのスペシャリストです。
今回の主人公は

 

その道25年のベテラン 小池京子さん、

東京病院(東京・清瀬市)で、言語聴覚士のリーダーを務めています。
一日10人前後の患者さんと向き合う小池さん。言語聴覚士の扱う領域は広範囲におよびます。例えば、麻痺があり発音がうまくできない方には口の筋肉の訓練を、記憶障がいにより、うまく言葉が出てこなくなった方には、記憶を保持するため脳トレーニングを。また、よく「聞こえる」ように補聴器などを使いサポートするのも仕事。
さらには、のどの筋力が衰え、飲み込みがうまくできない方が、食べられるようになるためのサポートまで。日常生活には欠かせない「話す、聞く、食べる」を支える言語聴覚士は、人が幸せに暮らしていくための重要な役割を担っています。「患者さんが元気になっていく姿を見るときが一番嬉しい!」という小池さん。日々のお仕事の様子を取材させていただきました。


問い合わせ先
一般社団法人 日本言語聴覚士協会
https://www.japanslht.or.jp/what/