放送内容

#159

みんなで助け合える仕組みをつくりたい!
行方不明者を地域ぐるみで捜索するアプリを作った 高原達也さん

みんなで助け合える仕組みをつくりたい!
行方不明者を地域ぐるみで捜索するアプリを作った 高原達也さん

197億円。これ何の数字だと思いますか?交番に届けられた遺失物としての現金の合計額です。(2019年警察白書より)無くしたものが例え現金でも見つかる、互助の精神が私たちに日本人にはある、それを困りごとの解決に繋げられないか、そう考えた方が今回の主人公

 

みまもりあいプロジェクト 代表 高原達也さん

高原さんが注目したのは、2025年には700万人に達すると予想されている
認知症の方の問題。実は毎年行方不明者が増加していて、そのまま野外で過ごしたり、事故に遭って死にいたる人も。その数は年間500人を超えています。こうした状況に家族だけでなく地域でも力になれたら。そうして生まれたのがスマホアプリ「みまもりあい」アプリ。
行方の分からなくなった方の家族がこのアプリに、いなくなった場所と時間、特徴などを書き込むと、発見される可能性のある地域のアプリをダウンロードしている方にプッシュ通知が届き、捜索に協力することができます。これまでに約200万ダウンロードされ、2022年には年間7648回の捜索依頼が配信されました。「安心して暮らせるまちづくりの
見守り手を増やしたい」高原さんの取り組みぜひご覧ください。


問い合わせ先
みまもりあいプロジェクト
https://mimamoriai.net