放送内容

#153

世界初!日本一!ユニークな展示が大人気 北の大地の水族館
北海道の自然の豊かさを守りたい! 館長 山内創さん

世界初!日本一!ユニークな展示が大人気 北の大地の水族館
北海道の自然の豊かさを守りたい! 館長 山内創さん

オホーツク海沿岸から東西110キロに広がる北海道で最も大きい北見市。海から50キロ近く離れた内陸にあり小規模ながら2012年のリニューアル後、個性的な展示で人気を集めています。その中心人物の一人が今回の主人公、

 

北の大地の水族館 館長 山内創さん。

この水族館が「世界初」で行ったのは水面が凍結した中、暮らす魚の展示。北見市は日本有数の寒さの厳しい土地、実際に流れの少ない川が凍ることも珍しくないそうです。
「日本一」は日本最大の淡水魚“幻の魚”と呼ばれるイトウの飼育数。1メートルほどの大型が11匹も。その水槽で行われる人気のイベントが「いただきますライブ」。
生きたニジマスを放し、イトウが追って食べる様を観察してもらうもの。「かわいそう」という意見もあるけれど、生きることは他の生き物の命とダイレクトに繋がっている。その自然のあり方を感じてほしいと山内さん。
この水族館が飼育をしているのは、川や湖に暮らす淡水魚。多くの水族館が海の生き物を中心に扱う中、珍しい存在です。実は地球上にある水の中で淡水が占める割合もわずか2、5%しかありません。この貴重な淡水が私たち人間の命を繋いでくれているのです。だから淡水魚が健やかに生きられる世界を考えることは私たちの未来にとっても重要なこと。「生き物のことをまず好きになてってもらって、そこから環境にまで思いを馳せてもらえたら」山内館長の取り組みぜひご覧ください。


問い合わせ先
北の大地の水族館
https://onneyu-aq.com