放送内容

#140

沖縄のソウルフードでこどもたちを笑顔に
元警察官でタコライスラバーズを始めた 山川宗徳さん

沖縄のソウルフードでこどもたちを笑顔に
元警察官でタコライスラバーズを始めた 山川宗徳さん

沖縄に現在169店舗(23年7月現在)。入り口に「食べに来てね!」とのぼり旗。
中に入ると「みらいチケット」と書いてあるチケットが。子どもたちが一枚取ってお店の人に渡すと、タコライス一杯無料サービス!カラクリはそれ以前にここで食事をした大人が後にやってくるこどもたちのために、お金を出してくれているから。もともと奈良県で始まったこの取り組みを沖縄で大きく育てていっている方が今回の主人公

 

タコライスラバーズ代表、山川宗徳さん。

元々警察官だった山川さん、ある日お店からの通報で、万引きをした少年を迎えに行きました。現場について確認したところ、盗んだのはミートボール3個が入った小さな惣菜パック一個。そんなにお腹が空いていたのか。食事をねだることも買うこともできなかったのか。
泣きじゃくる少年を前に、自分も涙が止まらなくなった山川さん。
このことをきっかけに沖縄のこどもたちのために何かしたいと、立ち上がりました。
警察を辞め、学童保育を起業。子どもたちと向き合いながら、自分が好きだった沖縄のソウルフード、タコライス屋さんから、協力店を探していきました。目標は沖縄県の全ての小学校の学区に少なくとも1つ協力店を作ること。こどもたちの笑顔のために貢献したい、山川さんの熱い取り組みぜひご覧ください。

問い合わせ先
タコライスラバーズ
https://www.tacorice-lovers.okinawa