放送内容

#118

大好きな淡路島を守りたい!
ジビエ餃子店「島ぎょうざ はるちゃん」森田悠香さん/
困窮者に温かい食事を!
居酒屋さんが始めた社会支援 柳川誉之さん

大好きな淡路島を守りたい!
ジビエ餃子店「島ぎょうざ はるちゃん」森田悠香さん

兵庫県にある瀬戸内最大の島、淡路島。
そこに今人気の無人販売所が。売られているのはギョーザ!
イノシシとシカの肉が使われている。県外からも買いに来る人がいるほどの人気ぶりです。
これを作っているのが今回の主人公、

 

「島ぎょうざ はるちゃん」森田悠香さん。

もともと大阪出身の2人。よく行楽で訪れていたのが淡路島。
結婚して3人の子供ができ、大好きなこの地に移住できないかと考え始めていた頃
知人から教えられ淡路島が獣害で困っていることを知りました。
被害額は年間で数千万円にも。それは大変!夫の純多さんや友人と「自分たちにも
何かできないか?」と考え始めました。当時、コロナ禍で対面しない無人販売が
人気に。これをジビエを使ってできないか?試行錯誤の末、悠香さんの得意料理
ギョーザがジビエ肉の臭みを決して旨味を生かすのにピッタリと気づき、
淡路島に移住、開店することに。子育てしながら毎月5000個ものギョーザを
手作りしています。昨年には免許を取って猟師としてもデビュー。
「人が生きていくためにいただいている命を無駄なく生かしたい」
悠香さんの取り組みぜひご覧下さい。

問い合わせ先
島ぎょうざ はるちゃん
https://www.shimagyoza-haruchan.com

 


 

困窮者に温かい食事を!
居酒屋さんが始めた社会支援 柳川誉之さん

大阪・梅田のガード下にある海鮮が売りの居酒屋さん。
毎夜お客さんでいっぱいのこの店の店主が今回の主人公、

 

「海鮮居酒屋てつたろう」の店主、柳川誉之さん。

柳川さんにはもう1つの顔があります。それは困っている人たちの支援をすること。
毎月2回、店をスタッフに任せ、街に出る柳川さん。近所の路上生活者の皆さんに作りたてのお弁当を配ります。今、お店のある大阪北区で確認されている路上生活者の数は140人。そのうち、所在がわかっている6、70名に直接お弁当を届けているのです。
厳寒期に温かみが残る弁当はありがたい。「今死にそうになっている人に、1日でも2日でも長生きしてもらえるように」と柳川さん。情熱の根底には若くして亡くなった兄への想いがありました。さらに多くの人を持続的に救っていけるよう、一昨年にはお客さんに支援を呼びかけるサブスク制度の立ち上げも。「身近な社会課題に飲食店ができることはまだまだある」居酒屋店主、柳川さんの取り組みぜひご覧下さい。

問い合わせ先
海鮮居酒屋てつたろう
https://tetsutarou.com/index.html