放送内容

#107

リメイク服で、誰もが着たい服を着られる世界に!
「コワードローブ」前田哲平さん/
三陸・久慈の日本で唯一!地下にある水族館
「もぐらんぴあ水族館」宇部修さん

リメイク服で、誰もが着たい服を着られる世界に!
「コワードローブ」前田哲平さん

病気や障害のある人の服の悩みを解決!“着たい服”を“着られる服”に!
体の不自由なところに合わせ既製の服を着やすくお直しし、リメイクした服で誰もがオシャレに、ファッションを楽しめるようにと、オンラインサービス「キヤスク」を立ち上げたのが今回の主人公、

 

コワードローブ代表の前田哲平さん。

大手アパレル企業に勤務していたときに、障害のある人たちの服の選択肢の少なさに直面した前田さん。着られるかどうかで服を選ぶのではなく、自分好みの服を自由に選んで着て毎日を過ごしてほしいと、会社を辞めて起業した。お直しをするスタッフの多くは、障害のある子どもを育てる母親だ。お直しのメニューは前開き、横開き、ボタン留めをマジックテープに変更など多数あり、シャツやズボン、ジャケットなどどんな服でも直す。誰にでも提供できるよう安い料金設定で利用者に喜ばれている。病気や障害のある人たちの“着たい!”を応援する“服のお直し”。始まったばかりの前田さんの取り組み、ぜひご覧下さい。

問い合わせ先
コワードローブ
https://co-wardrobe.com/

 


 

三陸・久慈の日本で唯一!地下にある水族館
「もぐらんぴあ水族館」宇部修さん

入り組んだ海岸線に面した岩手県久慈市に、日本で唯一の地下にある水族館がある。
展示されているのは、アジにメバルにタコにカレイ・・・三陸の海の生物がほとんど。地下水族館の一番人気は「久慈の海水槽」での“あまちゃん”による素潜りショー!
地元の海のすばらしさを伝える水族館にしたいと決意し、日々奮闘するのが今回の主人公、

 

「もぐらんぴあ水族館」館長の宇部修さん。

「もぐらんぴあ」は、元々あった石油備蓄基地の作業用トンネルを活用し1994年に開館。しかし2011年の東日本大震災で建物が全壊。その後、地元の人に支えられ2016年に元の場所で奇跡の復活を果たした。以前は熱帯魚などを中心に展示していた「もぐらんぴあ」。目の前の海には豊かな生物がいるということを改めて気付かされた宇部さんは、新たなアイデアで水族館を再オープンさせた。「北限の海女」と「南部もぐり」のショーも地元の文化を伝えたいと、この時から始めた。全てを失って気付かされた地元のすばらしさ、それを伝えて盛り上げていこうとする水族館の取り組み、ぜひご覧下さい。

問い合わせ先
もぐらんぴあ水族館
https://www.moguranpia.com/