放送内容

#101

農業をもっと熱く!カッコよく!儲かる仕事に!
「ロックファーム京都」 村田翔一さん/
バイオマスプラントに情熱を燃やす!
「三重県立相可高校」生産経済科のみなさん

農業をもっと熱く!カッコよく!儲かる仕事に!
「ロックファーム京都」 村田翔一さん

国全体の高齢化が進む日本。特に農業分野は著しく、いま農業従事者の
平均年齢はなんと68歳。一般企業なら定年を超えた人々が日本の農業を支えています。
そんな中、若い人が働きたくなる農業を目指して起業したのが今回の主人公。

 

ロックファーム京都の村田翔一さん。

3年前にたった一人で始めた会社は、少しずつ仲間を増やし、現在は総勢40人。
しかもその大半は20代〜30代。若者の農業離れが叫ばれる中、一体どうやって
若い世代を惹きつけているのでしょうか?秘密は農業という固定観念にとらわれない組織づくり。リクルートのために凝ったプロモーションビデオを撮ったり、みんなが
仲間意識を持てるために、スタイリッシュなスタッフTシャツを作ったり。型破りな試みに挑戦する一方、農業は天候次第なんて、言い訳はしない。顧客のための最大限のリスク管理まで行う。30代の農園主が取り組む「持続可能で革新的なロックな農業」の取り組み、
ぜひご覧下さい。

問い合わせ先
ロックファーム京都
https://rockfarmkyoto.co.jp

 


 

バイオマスプラントに情熱を燃やす!
「三重県立相可高校」生産経済科のみなさん

三重県多気町(たきちょう)。人口約14,000人の自然豊かな小さな町。
ここに全国から注目を集める高校があります。2018年には3R内閣総理大臣賞を受賞。
これは3R(リデュース、リユース、リサイクル)の推進に貢献した功労者に贈られるもの。
受賞の大きな理由は「バイオマスプラント」への取り組みでした。
実は日本はゴミ焼却炉の数が世界一。家庭ごみの多くを占める食品ごみは水分が多く、燃焼コストや排出されるCO2量の上からも待ったなしの改善が求められています。食べ物の余りや生ごみなどの廃棄物を、粉砕・発酵させ、発生するガスや抽出物を再利用するバイオマスプラントはこれを解決する注目の技術。

 

それを日本で初めて導入した高校がここ相可高校なんです。

授業の一環で、課外活動でバイオマスプラントから生まれる液体を野菜に与えて影響について調べたり、そこから生まれた野菜を使って企業とコラボし商品開発したり。
大人顔負けの活躍をしている高校生たちの取り組み、ぜひご覧下さい。

問い合わせ先
三重県立相可高校
http://www.mie-c.ed.jp/houka/