放送内容

#94

地域活動は最高のトレーニング!
「神奈川大学サッカー部」大森酉三郎ゆうざぶろうさん/
ネコが幸せな世界は人も幸せ!
「ネコリパブリック」河瀬麻花さん

地域活動は最高のトレーニング!
「神奈川大学サッカー部」大森酉三郎ゆうざぶろうさん

横浜市にある神奈川大学サッカー部。日本代表選手を2名も輩出している名門校ですが、近年変わったトレーニングを取り入れ選手育成していることでも注目されています。それが「地域活動」。

 

今回の主人公はこの取り組みを始めた神奈川大学サッカー部監督の大森酉三郎ゆうざぶろうさん

どんな地域活動をしているのかというと、まず選手たちの暮らす寮からしてユニーク。大学に通いやすい場所にある団地を利用しているのです。神奈川県住宅供給公社の竹山団地。およそ50年前に建てられ、最大2500世帯が暮らしていた時もありましたが、徐々に高齢者の割合が高くなっていました。それならば空き家を寮として借りて、サッカー部の学生たちが住むことで地域の皆さんの役に立つのでは、と考えたのです。
このアイデアは、神奈川県住宅供給公社、竹山連合自治会の理解を得ることができ、神奈川大学と共に三者の連携・協力で今までにない取り組みがスタートしました。
それから2年、毎月開催されるスマホ教室の先生をつとめたり地元の消防団に参加したり空き農地を利用して野菜作りを始めたり、すでに地元で頼りにされる存在に。大学の勉強ともサッカーとも違う分野でたくさんの人たちとコミュニケーションを取り活動する、その応用力はサッカーにも生きてくるのだそうです。大森監督が始めた、地域にも選手たちにも嬉しい画期的な取り組みぜひご覧下さい。

問い合わせ先
神奈川大学サッカー部
https://football.ku-sports.jp

 


 

ネコが幸せな世界は人も幸せ!
「ネコリパブリック」河瀬麻花さん

岐阜県の最北端に位置する、飛騨市。城下町として栄えた歴史あるこの街で「猫勢調査」がはじまろうとしているのを知っていますか?これは地域で暮らす飼い猫、野良猫の状況を把握する事業。実は飛騨市2022年から「日本一猫にやさしい町」を宣言、さまざまな取り組みを開始しています。今回の主人公はその中心人物の一人。

 

ネコリパブリック 首相 河瀬麻花さん

人口2万人。その40%は高齢者という飛騨市。「猫にやさしい町づくり」を訴えることで、ふるさと納税を通じこの7月までに、全国から1億9千万円以上の寄付金を集めました。
飛騨市のように高齢化が進んだ日本では各地で「猫問題」が生じています。
飼育管理が行き届かず、繁殖過多で多頭飼いになったり、飼い主が亡くなって行き場を失ったり。河瀬さんはそうした猫の状況を把握、次の飼い主に繋いだり、保護ネコカフェを作ることで、猫たちが生き続けられる環境づくりを飛騨で、そして全国で展開しています。他にも各地を回る「ネコバス」に「HAPPY NECO CYCLE」等、猫を幸せにする新たな挑戦がはじまっているというのですが一体どんなものなのでしょうか?「ネコが幸せな世界なら人も幸せ」。河瀬さんの取り組み、たくさんのかわいい猫たちの映像とともにぜひご覧ください。

問い合わせ先
ネコリパブリック
https://www.neco-republic.jp