放送内容

#72

満開の大島椿は先祖からの贈り物!
美容にも美食にもつながる椿油で島を救え!
高田製油所 高田義土さん/
ミルクを使い尽くして幸せ倍増!
出来立てチーズからスイーツと入浴剤?
CHEESE STAND 藤川真至(しんじ) さん

満開の大島椿は先祖からの贈り物!
美容にも美食にもつながる椿油で島を救え!

高田製油所 高田義土さん

東京から120㎞ 伊豆大島。初春の島を訪れると迎えてくれるのは・・椿。
その数、300万本!この椿から生まれるのが、椿油。髪などに使うイメージが強いが、ヘルシーな食材としても注目されている。実はオリーブオイルよりも抗酸化作用は高い。
この椿油作りに取り組んでいるのが今回の主人公

 

大正時代から続く製油所の四代目 高田義土(たかた よしと)さん。

昔から、大島には多くの椿が自生していた。潮風に強い性質を生かし、その一部が防風林として家や畑の周りに植えられ、そこから自分家で使う油を取るように。大島には椿油用の畑はなく、いわば祖先からの贈り物を活用し続けている。そして今、油として活用されている椿は大島全体の数%ほどにすぎない。高田さんは、椿をもっと有効活用することで島を元気にしたいと考えている。間伐した椿の枝から、椿油のカスから、驚きの商品が生み出されようとしている。「椿」の循環利用から生まれる取り組みぜひご覧ください。
 
問い合わせ先
高田精油所
https://www.tsubaki-abura.com


 

ミルクを使い尽くして幸せ倍増!
出来立てチーズからスイーツと入浴剤?

CHEESE STAND 藤川真至(しんじ) さん

渋谷の裏通りに、フレッシュチーズの専門店がある。都内の牧場でしぼった牛乳を使い作り立てのフレッシュチーズを提供して人気のこのお店、チーズのフードロスを削減することにも取り組んできた。

 

その中心にいるのが、今回の主人公、CHEESE STANDの代表取締役兼チーズ職人 藤川真至(しんじ) さん

実は数千年続くチーズの製造現場では、あるフードロスの解決が課題となってきた。それがホエイと呼ばれる液体。ミルクからチーズを作った後には水分が余る。その量はミルク全体のおよそ9割と大量。その水分こそがホエイ。
 
多くのチーズ製造現場でホエイの多くは廃棄されているが、これを藤川さんはあの手この手で生かすアイデアを生み出している。あまりものから絶品スイーツ?あまりもので温泉気分?藤川さんの驚きのアイデアの数々ぜひご覧下さい。
 
問い合わせ先
CHEESE STAND
https://cheese-stand.com