放送内容

#66

「深海魚が地元のチカラに!」 小林龍二さん
「交通事故のない社会をつくりたい」 石川七瀬さん

「深海魚が地元のチカラに!」 小林龍二さん
「交通事故のない社会をつくりたい」 石川七瀬さん
 

「深海魚が地元のチカラに!」
小林龍二さん

三河湾に面した、愛知県蒲郡市にある水族館。
かつては1日のお客が10名ほど、誰も来ない日も。
閉館は間近と思われていた。その危機を救ったのが、今回の主人公

 

蒲郡市竹島水族館館長 小林龍二さん

お客さんにとって魅力的な水族館にするにはどうしたらよいか?
注目したのは「深海魚」。三河湾沖は水深が深く、様々な深海魚がよく網にかかる
蒲郡の皆さんは、昔からスーパーでお馴染みだった。でも泳いでいるところを
見ているわけじゃない。ならばできる限り展示してみるか?
とってくれる漁師さんたちは、「俺がとった深海魚だぜ」と自慢気。
気がついたら深海魚の展示数日本一に。来館者数も4倍の
年間約47万人にまで増加した。

地元に根ざした水族館づくりが、地域を盛り上げ、あらたな雇用を生み出す
可能性まで見えてきた。街を元気にする水族館の取り組み、ぜひご覧下さい。

 


 

「交通事故のない社会をつくりたい」
石川七瀬さん

突然の交通事故。咄嗟のことで事故の状況が思い出せないこともありますよね。そこで広まったのが、ドライブレコーダー。今ではおよそ半分の車が搭載しています。でも、「しゃべるドラレコ」があることはご存じですか?「ふらつきが多いようです。ご注意ください。」「この先、事故の危険が高い地点です。ご注意ください。」
例えばこんな風に運転者が事故を起こさないように注意喚起してくれるんです。
このドラレコ開発チームの人が今回の主人公

 

三井住友海上 石川七瀬さん

保険会社がドラレコを開発、社としても初めての挑戦だったそう。
そこには、「事故のことを色々と理解しているからこそ、事故を未然に防ぎたい」
という思いが。

日本で、昨年の交通事故は30万件以上。これをなくし安全に暮らせる社会を
つくるのは大切なSDGs。交通事故をなくすための取り組みを追いました。