放送内容

#61

「海の資源を守るために、料理人に出来ること」石井真介さん
「水産業をカッコイイ!稼げる!革新的!産業に変える」フィッシャーマン・ジャパン

「海の資源を守るために、料理人に出来ること」石井真介さん
「水産業をカッコイイ!稼げる!革新的!産業に変える」フィッシャーマン・ジャパン
 

「海の資源を守るために、料理人に出来ること」
石井真介さん

海に囲まれ、その恵みをいただいてきた日本人。
しかし、近年「異変」が。
ウナギ、サンマやアジなど、沿岸・沖合での漁獲量は、
1978年の全盛期に比べ、近年約1/3にまで減少。
色んな魚が捕れなくなってきている。

 

今回の主人公は、
フレンチレストラン「シンシア」 オーナーシェフ 石井真介さん

かつては「ただただ美味しいものをつくること」に邁進していた。
けれど今は「美味しいものをつくるために誰かが犠牲になっては絶対にいけない」と思う。
きっかけは、フェアトレードに取り組むシェフ仲間の存在。

料理人だからこそできる「水産資源の守り方」がある。
そう思い、オープンさせたレストラン「シンシアブルー」。
フレンチシェフとしての技術や知識は、そこでどう生かされているのか。

子供たちにも海の恵みの豊かな日本を残したい。
石井シェフの取り組みを追います。

 
問い合わせ先
シンシア
https://www.facebook.com/fr.sincere/
シンシアブルー
https://www.facebook.com/sincereblue0911/


 

「水産業をカッコイイ!稼げる!革新的!産業に変える」
フィッシャーマン・ジャパン

海の危機に気付いているのは料理人だけではない。
後半の主人公は、「海の恵みと水産業を守り育てる」ため
宮城の漁師や仲買人など水産業従事者の方たちが
中心になって生まれた集団フィッシャーマン・ジャパンのみなさん

 

水産資源を次世代に残すためには守る人が必要。
実は漁師さんの数はこの20年間で32万人から15万人に減少。
日本で減っているのは魚だけじゃない。魚に関わる人も大幅に減少中なのだ。

フィッシャーマン・ジャパンは、水産業を魅力があって稼げる仕事にするために
飲食店を経営したり、漁師のたまごのためのシェハウスをつくったり、
漁師のためのファッションを考えたり、あの手この手で活動中。
持続可能な漁業を達成するため国際的な認証にも積極的に挑戦している。
日本の海の豊かさと水産業を守るための負けられない闘い。
フィッシャーマン・ジャパンの宮城でのそして全国に広がる取り組みを追いました。

 
問い合わせ先
フィッシャーマン・ジャパン
https://fishermanjapan.com