放送内容

#42

「環境に配慮した漁で海女の文化を残したい」本田藍さん
「“三方よしのプラスチック”流通を目指して」小林拓矢さん

「環境に配慮した漁で海女の文化を残したい」本田藍さん
「“三方よしのプラスチック”流通を目指して」小林拓矢さん
 

「環境に配慮した漁で海女の文化を残したい」
本田藍さん

 

「日本海沿岸の海女発祥の地」とされる福岡県宗像市に3年前移り住み、

海女として修業を始めた本田藍さん。

京都大学大学院で6年電気生理学を研究、高校教諭として教壇に立った後
海女になった異色の経歴の持ち主。
「ダイビングが好きで海の伝統を守る仕事を」と選んだ仕事。
今、全国で減少している海女は、自分の呼吸が続く範囲でしか漁をせず
海にでる日数に上限を決めているなど、環境に優しい漁業を古来より続けてきました。
本田さんは海女の文化を守りながら講演や広報活動を行い、
海のプラスチックごみ回収にも取り組んでいます。
「宗像のあまちゃん」の取り組みぜひご覧下さい!


 

「“三方よしのプラスチック”流通を目指して」
小林拓矢さん

食品包装、家電製品、自動車部品、医療用品・・・私たちの社会に欠かすことのできない
素材プラスチック。

 

その取引量で世界第2位となる規模を展開する伊藤忠商事/化学品部門に勤めているのが今回の主人公小林拓矢さん。

高機能で変化自在、軽くて安価なため、生活を支えるありとあらゆるものに使われてきたプラスチックは一方で温暖化への影響や環境への負荷についても指摘をされています。
子供たちの世代に負担をかけない新たなプラスチックはないか。
小林さんは、CO2削減につながる新たなプラスチックを開発した企業の情報を得て契約を結ぶために欧州へ。よりよい未来のために。
日本の大手コンビニチェーン店頭に、今までにない環境配慮型プラスチックを使った商品が並ぶまでの取り組みを追いました。ぜひご覧下さい。