放送内容

#37

「科学をつかって人を笑顔にしたい!」高校生 ギタンジャリ・ラオさん
「銭湯の良さを次世代に伝えたい」喜楽湯 中橋悠祐さん

「科学をつかって人を笑顔にしたい!」高校生 ギタンジャリ・ラオさん
「銭湯の良さを次世代に伝えたい」喜楽湯 中橋悠祐さん
 

「科学をつかって人を笑顔にしたい!」
高校生 ギタンジャリ・ラオさん

2005年生まれの15歳。
すでに、世界的に有名なニュース雑誌「TIME」の表紙を飾り、IT技術を駆使して開発したいじめを防止するアプリはユニセフと運用について共同作業中。発明した水道水中の鉛検出システムは水のノーベル賞と呼ばれるストックホルム青少年水大賞にノミネートと華々しい活躍を続けるアメリカ人スーパー高校生をご存じですか

 

科学者&高校生 ギタンジャリ・ラオさん

日本企業で働いていたこともあるエンジニアの両親を持ち、
4歳でプログラミング、10歳までには発明をはじめたというラオさん。
日本でうまれた学習塾「公文式」アメリカ校に3歳から10歳まで通って
「私の人生を変えたものの1つ」なんだとか。
そうして磨いた理数系の知識を駆使して大人顔負けの活躍を続けています。
自宅にあるPCと3Dプリンターで発明品をつくり、
インターネットを通じてこれまで4万9000人以上の子供たちに発明のやり方についてレクチャーしてきたというラオさん。
また、今回ラオさんと同じ高校生である、朝日中高生新聞の
記者さんも英語でインタビューに挑みました。同世代同士だからこその本音とは?
テクノロジーの進化を活用すれば、十代でもここまで世界的な活躍ができる
人類の未来を感じるラオさんの取り組み
お見逃しなく!
 
※今回のラオさんの取り組み・インタビューは、朝日小学生新聞(7月1日付)、朝日中高生新聞(6月27日号)でそれぞれ掲載されます。(お買い求めはお近くの朝日新聞販売店にお問い合わせください)


 

「銭湯の良さを次世代に伝えたい」
喜楽湯 中橋悠祐さん

みなさん最近、銭湯に行きましたか?スーパー銭湯ではなく町の銭湯。
実は全国的に銭湯は減り続けていて、都内で言えば20年で半数に。
この現状に「もったない」と立ち上がったのが今回の主人公

 

喜楽湯 中橋悠祐さん

ミュージシャンとしても活躍している中橋さん、銭湯好きが高じて、
銭湯の魅力を発信するウェブメディア「東京銭湯」の立ち上げに関わり、
5年前、ついに番頭として直接銭湯運営に携わることに。
井戸水を使い、廃材を使った薪窯で湯を沸かし、燃え残った金属はリサイクルに回す。
昔ながらのエコな伝統を引き継ぎつつも、労働集約的で休みのない職場環境を改善。
同時に、銭湯のスペースを利用してイベントを発信したり、地元の地ビール店と
組んでオリジナルビールを造ったり、銭湯内に小さな本屋をつくったり
公衆浴場のパブリックさを生かし、若者が来たくなる、
働きたくなる銭湯づくりに取り組んでいます。
こんな銭湯が町内にあったら寄ってみたい、喜楽湯の取り組みぜひご覧下さい。