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旅・くらし
「DoTEフェス」
#308
暦に集う
2024年11月24日(日)よる8:54~9:00
木や森のよさを伝える 崎川哲一(さきかわ・てついち)33歳
未来につなぐエール
2024年11月24日(日)午後6:54~よる7:00
「オランダ船で巡る アジア歴史探訪クルーズ ~長崎・釜山・上海~」
#415
世界の船旅
2024年11月23日(土)午前9:30~9:55
報道・ドキュメンタリー
株式会社セコマ 代表取締役会長 丸谷智保 前編故郷の丘からの風景がくれた 「何とかなる」の思い
#85
トップの源流
2024年11月23日(土)よる6:00~6:30
世界一周クルーズで味わう食の楽しみ
#404
飛鳥物語II
2024年11月23日(土)午前9:55~10:00
BS朝日エピソード0~コンテンツ開発秘話~
番組ホームページで紹介しきれないウラ話や苦労話、コンテンツ開発秘話などをご紹介していきます。
BS朝日無料見逃し配信
放送終了後、期間限定で無料配信中!見逃し配信はTVerで!
地方創生DX「発信と体験」
~芸とおもてなしの文化~ あなたの知らない花街の魅力をご紹介します。
→作り手の思いを消費者に届けたい! ポケットマルシェ 日本食べる通信リーグ 代表:高橋博之さん →地球規模で考える持続可能な農業! 株式会社アクポニ 代表:濱田健吾さん
総量、年間612万トン。1日だと大型トラック(10トン)1700台分 日本では毎日それだけの食品がゴミとして捨てられています。 家庭から食品ゴミが出る最大の理由は食べ残したから。 「食べ物を粗末にしてはいけません」は幼い頃、多くの人が言われたことがある躾。 なのに全く守れない。どう解決して良いのか?
この問題に正面から向き合って取り組んできたのがポケットマルシェ そして日本食べる通信リーグの代表 高橋博之さん。 もともと、地元の岩手で県会議員をしていた高橋さんは 東日本大震災で被災、救援活動を手伝う中で地元の漁師さんや農家と 付き合うようになり、毎日口に入れる食べ物が人の手によって 作られていることを実感、食への向き合い方が変わりました。 「作り手の顔や思いが見えれば、 消費者の食べ物への向き合い方も変わるのではないか」
そう思って彼が始めたのが、生産者のキャラクターや思いを 取材した情報誌にその生産物をつけ、雑誌として販売する「食べる通信」。 東北から始まったこの試みは大反響を呼び、全国に広がりました。
その後、ネットを通じて生産者と消費者をつなげるポケットマルシェを 立ち上げ、現在では全国3800の農家と漁師が登録、 9000を超える食べ物が出品されています。 ポケットマルシェを通じて商品をやり取りする作り手とお客さんは メッセンジャーでやり取りもできて、友人や親戚のような付き合いをする人も。 高橋さんの取り組みは、食べ物の有効活用にとどまらず、 環境に貢献し地方と都市をつなぐセーフティーネットを強化するなど たくさんの可能性に満ちています。
いま、人にも地球にも優しい、革新的なシステムとして 世界が注目している農業方法があります。 その名前はアクアポニックス。
アクアポニックスとは、魚の養殖と野菜の水耕栽培をかけあわせた、 いわば魚と植物を同時に育てるというシステム。
魚のフンを含んだ飼育水がポンプで汲み上げられ、微生物によって野菜の栄養素に分解されます。
その栄養豊富な水で野菜がスクスク育ち、更には微生物によって浄化された水が、また水槽へ戻っていくという、 まさに循環型の仕組みなんです。
そのうえ蒸発した水分を補う程度の水しか使わないため、通常の農法に比べ 水の使用量は10分の1以下になるといいます。 生態系のことまで考えた、環境負荷の少ない循環型の農業、 アクアポニックスはそのシステム自体がまさに地球の姿の縮図なんです。
この画期的なシステムを日本で広めるため、活動してるのが
株式会社アクポニ 代表 濱田健吾さん。 様々なアイディアでアクポニ農法の裾野を広げようとしています。 まず、気温や水温、pHなどの「栽培環境データ」だけでなく、種をいつどれだけ撒いた、魚にいつどれだけの量の餌を与えた等の、 「人がやる作業」を打ち込める記録アプリを開発。 誰でも簡単にデータ入力ができるようにし、アクアポニックスの最適な状態を 目に見える形で管理できるように。 更に、農場のあらゆる所にモニタリング用のカメラやセンサーを設置することで、農家ごとの野菜や魚の状態が確認でき、遠くにいながらにして、濱田さんがリモートで アドバイスできるようなシステムを考えています。
水資源が限られ農業のハードルが高い乾燥地域でも アクアポニックスであれば水の使用も少なくて済み、濱田さんのシステムを 導入すれば、遠隔でアドバイスをもらえる。 誰でも簡単にアクアポニックスができる世界になれば、 幸せになる人がきっと出てくるはず。と濱田さんは言います。
アクアポニックスを知れば、地球全体のことを考えながら生きることの大切さが 見えてくるかも知れません。
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→作り手の思いを消費者に届けたい! ポケットマルシェ 日本食べる通信リーグ 代表:高橋博之さん
→地球規模で考える持続可能な農業! 株式会社アクポニ 代表:濱田健吾さん
作り手の思いを消費者に届けたい! ポケットマルシェ 日本食べる通信リーグ 代表:高橋博之さん
総量、年間612万トン。1日だと大型トラック(10トン)1700台分
日本では毎日それだけの食品がゴミとして捨てられています。
家庭から食品ゴミが出る最大の理由は食べ残したから。
「食べ物を粗末にしてはいけません」は幼い頃、多くの人が言われたことがある躾。
なのに全く守れない。どう解決して良いのか?
この問題に正面から向き合って取り組んできたのがポケットマルシェ
そして日本食べる通信リーグの代表 高橋博之さん。
もともと、地元の岩手で県会議員をしていた高橋さんは
東日本大震災で被災、救援活動を手伝う中で地元の漁師さんや農家と
付き合うようになり、毎日口に入れる食べ物が人の手によって
作られていることを実感、食への向き合い方が変わりました。
「作り手の顔や思いが見えれば、
消費者の食べ物への向き合い方も変わるのではないか」
そう思って彼が始めたのが、生産者のキャラクターや思いを
取材した情報誌にその生産物をつけ、雑誌として販売する「食べる通信」。
東北から始まったこの試みは大反響を呼び、全国に広がりました。
その後、ネットを通じて生産者と消費者をつなげるポケットマルシェを
立ち上げ、現在では全国3800の農家と漁師が登録、
9000を超える食べ物が出品されています。
ポケットマルシェを通じて商品をやり取りする作り手とお客さんは
メッセンジャーでやり取りもできて、友人や親戚のような付き合いをする人も。
高橋さんの取り組みは、食べ物の有効活用にとどまらず、
環境に貢献し地方と都市をつなぐセーフティーネットを強化するなど
たくさんの可能性に満ちています。
地球規模で考える持続可能な農業! 株式会社アクポニ 代表:濱田健吾さん
いま、人にも地球にも優しい、革新的なシステムとして
世界が注目している農業方法があります。
その名前はアクアポニックス。
アクアポニックスとは、魚の養殖と野菜の水耕栽培をかけあわせた、
いわば魚と植物を同時に育てるというシステム。
魚のフンを含んだ飼育水がポンプで汲み上げられ、微生物によって野菜の栄養素に分解されます。
その栄養豊富な水で野菜がスクスク育ち、更には微生物によって浄化された水が、また水槽へ戻っていくという、
まさに循環型の仕組みなんです。
そのうえ蒸発した水分を補う程度の水しか使わないため、通常の農法に比べ
水の使用量は10分の1以下になるといいます。
生態系のことまで考えた、環境負荷の少ない循環型の農業、
アクアポニックスはそのシステム自体がまさに地球の姿の縮図なんです。
この画期的なシステムを日本で広めるため、活動してるのが
株式会社アクポニ 代表 濱田健吾さん。
様々なアイディアでアクポニ農法の裾野を広げようとしています。
まず、気温や水温、pHなどの「栽培環境データ」だけでなく、種をいつどれだけ撒いた、魚にいつどれだけの量の餌を与えた等の、
「人がやる作業」を打ち込める記録アプリを開発。
誰でも簡単にデータ入力ができるようにし、アクアポニックスの最適な状態を
目に見える形で管理できるように。
更に、農場のあらゆる所にモニタリング用のカメラやセンサーを設置することで、農家ごとの野菜や魚の状態が確認でき、遠くにいながらにして、濱田さんがリモートで
アドバイスできるようなシステムを考えています。
水資源が限られ農業のハードルが高い乾燥地域でも
アクアポニックスであれば水の使用も少なくて済み、濱田さんのシステムを
導入すれば、遠隔でアドバイスをもらえる。
誰でも簡単にアクアポニックスができる世界になれば、
幸せになる人がきっと出てくるはず。と濱田さんは言います。
アクアポニックスを知れば、地球全体のことを考えながら生きることの大切さが
見えてくるかも知れません。