放送内容

TOKYO油電力 染谷ゆみ
大人も助ける!まつやま子ども食堂

TOKYO油電力 染谷ゆみ

唐揚げ・トンカツ・エビフライ・・・揚げ物ってどうしてこう食欲に訴えるのでしょう。
ところで・・・家での揚げ物、終わった使用済みの油どうしていますか?
この油をクリーンエネルギーとして再生
「東京は使えるのに使われない油が大量に存在する!
この街で油田王に私はなる!」
と豪語するかっこいい女性が登場します

TOKYO油電力代表 染谷ゆみさん
使用済みてんぷら油から新たなエネルギーを作り出す「TOKYO油電力」の染谷さん。
墨田区で廃油回収を営む染谷商店の3代目社長。当時から回収した油を使い、肥料や石鹸、ろうそくを作ってきました。
その後、ゆみさんが都会で捨てられている大量の使用済みてんぷら油を回収し
世界で初めて環境に優しい燃料を作ることに成功。アメリカのTIME誌に「世界の環境の英雄たち」30人の一人として選ばれました。

染谷さんのバトンを受け取るのは料理好きの高校3年生、石井萌々果さん。
父親は和食から洋食までなんでもこなす料理人。
食卓では食品ロスについて語り合ったりするそう。
「父親?靴下一緒に干さないで」なんてことにはなりそうのない羨ましい親子関係です。

まずは工場見学。
長年持ち込まれた油でツルツルピカピカした床や壁。
真っ黒な廃油が透明サラサラになる精製過程は油がうらやましくなるほど。
出来上がった油は、車を走らせたり、発電に使うことも可能です。

これほどの油はどう集めているのでしょうか?
そして精製された油はどうやって使われているのでしょう?
その答えを探していくと・・
17年もの間、染谷さんが続けた地道な努力と挑戦が見えてきました。

未来の油田王 
染谷さんが始めたSDGs(継続可能な世界を発展させるための目標)ぜひご覧下さい。
 
「染谷商店」

【お問い合わせ先】

03-3613-1616

https://www.vdf.co.jp/k_annai.html


 

大人も助ける!まつやま子ども食堂

「子ども食堂」って聞いたこと位ありますか?2010年頃から話題になり最近の統計では全国に3700以上もあるのだそうです。実は、子ども食堂はその1つ1つがそれぞれの地域で自発的に始められたもので、始めたきっかけも、運営の方法も違っているんだそうですね。この10年で個々の思いに端を発した子ども食堂が全国にそんなにも増えていたとは。恥ずかしながら今回知ってびっくりしました。バトンタッチ1回目にご紹介するのは、その子ども食堂を2016年に愛媛県で最初に始めた人。
「子ども食堂は単なる食事の場所にあらず。
社会貢献する大きなポテンシャルに満ちている!」
と気づき、行動する素敵な女性です。

まつやま子ども食堂 野中玲子さん
彼女のバトンを受け取るのは二宮陽二郎くん。東京大学に通う4年生・ミスター東大2位に選ばれ、高校時代は病院で赤ちゃんをあやすボランティアもこなしていた・・文字情報では欠点の見つからない しかし子ども食堂について聞くと、「ニュースで少し聞いたことあるけどどんなところでしたっけ?」と抜けたところも見せる若者です。

早速、子ども食堂を開催する野中さんのカフェを訪ねた陽二郎くん、子どもたちがとても楽しそうにしていることに驚きました。学校とは違って、学年も住む場所も違う友達ができるこの場所は子どもたちにとっては新鮮なのだそう。
そしてもしかしたらそれよりもっと楽しそうな、お母さんたちの姿も。

子育て中の野中さんが子ども食堂を開いてここまで維持できてきた秘訣とは?
カレーライスに1プレートのデリランチ、パスタと選べるメニューが、子どもたちは全て無料。しかも、お米や野菜ジュースを持って帰れることも。
月3回の子ども食堂を野中さんはどうやって維持しているのでしょうか?
そこには、地域の善意を掘り起こし、みんなが幸せになっていけるかもしれないムーブメントが見えてきました

「世の中捨てたもんじゃない」という野中さんが始めたSDGs(継続可能な世界を発展させるための目標)ぜひご覧下さい。

 
まつやま子ども食堂

そらいろのたね

089-916-9456

https://kessai.canpan.info/org/makoshoku/sustain/102068/