放送内容

#6

バゲットを味わう

 

今回のテーマは、まさにフランスパンの代表格「バゲット」。バターや卵、牛乳などを使わず、小麦粉・塩・酵母・水という基本的な材料だけで作られる、フランス生まれのシンプルなパン。シンプルだからこそ、その個性やパン職人の技術が際立つ、実は奥が深いパンなのだとか。小麦粉の香りや味わいを存分に楽しめるのも魅力です。2人がそんなバゲットへの思いを語りつつ、おすすめのバゲットを紹介していきます。

まず酒井さんが紹介するのは、フランスの製粉メーカーと直接提携し、その名前を冠した人気ブーランジェリー「VIRON」のバゲット。フランス産のバゲット専用の小麦“レトロドール”を使ったバゲットは、かすかに粉自体の黄色味を帯びていて、本場の味を楽しめます。池田さんが紹介するのも、フランス産の小麦を使ったバゲットがおいしいお店「ブーランジュリー ボネダンヌ」。こちらでは、毎日焼き上げるバゲットを使い、注文してから1つ1つ作ってくれるサンドイッチも人気。ハムとバター、くるみとチーズなど、本場フランスさながらの具材の組み合わせも池田さんのおすすめポイントだとか。ほかにも、北海道や岩手、茨城、そしてなんと東京と、日本各地から厳選した国産小麦を使って作る「チェスト船堀」のバゲットや、軽井沢発「ベーカリー&レストラン 沢村」の自家製酵母を長時間発酵させて作る濃厚な味わいのバゲット、「パン デ フィロゾフ」の常識を覆す⁉驚くほどの弾力で超モチモチ、意外な食感のバゲット…などなど、個性豊かなバゲットが登場します!

さらに、バゲットをお家でさらにおいしくいただける、池田さん考案、絶品アレンジレシピも紹介。出来上がったのは、和の素材・明太子とバターをふんだんに使った、パン屋さんでも人気のひと品「明太フランス」。2人で試食を楽しみます。