放送内容

#2

第2回目 江戸 桂文治 上方 桂塩鯛

東西落語界にまたがる桂派宗家の当代である十一代目桂文治。かたや上方桂派の流れを受け継ぐ四代目桂塩鯛が出演。落語の歴史に深く根ざした名跡二人による<おなじはなし>寄席が幕を開けます。

 

▼演題『江戸:長屋の花見/上方:貧乏花見』
貧乏なので酒も肴もロクなものが用意できない連中のやけっぱちの花見模様を描く長屋噺の定番です。元々は上方で生まれた「貧乏花見」が大正時代に東京へと伝えられて「長屋の花見」となりました。花見の舞台や酒の肴、花見衣装の描写など、江戸と上方で大きく異なる古典落語の世界をお楽しみください。