放送内容

晴れのち晴れ ~岡山発!人と農がつながる場~

瀬戸内ならではの温暖な気候と、雨の少なさから“晴れの国”と呼ばれる岡山県。今年4月、総社(そうじゃ)市に大型の農畜産物直売所「旬感広場(しゅんかんひろば) 晴れのち晴れ」がオープン。
 
“生産者も消費者も喜んでもらえること”を理念に、近隣の生産者約600名がつくる農産物のほか、県内全域からブランド肉や果物など、新鮮な食材が集まるJA晴れの国岡山の新たな旗艦直売所となっています。
 
この施設の運営を担うのは、JA晴れの国岡山 本店営農部部長の安井健さん(55)。仕事の垣根を超えた人づきあいがモットーの安井さんは飲み会が大好きで、生産者たちからも慕われる存在。
 
そんな安井さんが中心となって取り組むのが、同施設に今年12月にオープンするカフェレストランのメニュー開発。そのテーマは、岡山県北部から南部まで広大なエリアを管轄するJA晴れの国岡山の特産品にこだわること。
 
メニュー開発を託されたのは、総社市内でこだわりの桃づくりに長年取り組んでいる総社もも生産組合の組合長、秋山陽太郎さん(45)。栄養士の妻・寛子さん(47)とともに特産品を使ったメニューづくりに挑戦することに。
 
また安井さんは、この直売所の開設にあたり、地元の量販店で長年、生鮮食品に携わっていたプロフェッショナルをスタッフとして招くなど、これまでにない人材活用で、施設の飛躍を目指しています。
 
人と農がつながる巨大直売所から新たな未来を切り開く…こだわり部長の物語です。