バックナンバー

#56

青き絶景!神秘の沖縄 久米島 ~森と海 水をめぐる~

那覇から飛行機で約30分、沖縄本島の西約100kmに位置する久米島は、沖縄県の中では沖縄本島、西表島、石垣島、宮古島に次ぐ5番目に大きな島。真っ白くきめ細やかな砂とコバルトブルーの遠浅の海が織り成す美しい風景が広がり、琉球王朝時代には数ある琉球列島の中で最も美しい島とたたえられ、「球美の島(くみのしま)」とも呼ばれました。昭和58(1983)年、島全体が県立自然公園に指定され、平成20年には絶滅危惧種のキクザトサワヘビの生息地である、宇江城岳の渓流及び湿地255ヘクタールが、「久米島の渓流・湿地」としてラムサール条約に登録されるなど、美しく豊かな自然が旅人たちを魅了します。
久米島を旅するのは、俳優・石丸謙二郎。島の最高峰・宇江城岳の山中散策では、キクザトサワヘビやクメジマボタルなどの固有種を育む豊かな森を満喫し、久米島の東の沖にあらわれる青き秘境「はての浜」では東洋一といわれる絶景に出会い、夜はホタルの光に癒やされます。
また、山の名水で作る泡盛や、森に育つ天然の木々を材料にした染料で染め上げる伝統の久米島紬(つむぎ)を訪ね、自然とともに生きてきた久米島の暮らしにふれます。
久米島の森が育む豊かな水をめぐり、美しい自然、伝統文化、神秘の風景と出会う2泊3日の旅です。