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#9

山本耕史

今回のゲストは、4K大型時代劇スペシャル「紀州藩主 徳川吉宗」(2月8日<金>よる7時~BS朝日で放送)で主役の徳川吉宗の若き日を演じた山本耕史。
山本が大好きな曲や影響を受けた楽曲を、エピソードを交えて紹介する。
 
■野口五郎からもらって、小5から始めたギター
今回のゲストは、20年以上のつきあいで、ドラマ、映画で数多く共演し、「髙嶋のアニキ」「耕史」と呼び合う山本耕史だ。
「最初に耕史と仕事したのは2003年のミュージカル『レ・ミゼラブル』。こんなにすごいやつが日本にいるのか、と思った。」と髙嶋。
山本は0歳の時からモデルとして活動し、1987年、10歳の時、ミュージカル「レ・ミゼラブル」で少年革命家ガブローシュを演じて、舞台で本格デビュー。音楽にも幼い時から触れ、才能を発揮していた。山本はレ・ミゼラブルで初演のときに共演した野口五郎さんにギターをもらっていた。小5の頃、ギターをやっていて、中学に上がる頃には割とすんなり弾けたという。そして中学、高校で、バンドブームになり、初めてすごい衝撃を受けたのが、BOOWYBOØWYだった。
 
■19歳の誕生日にロケ先の函館で、玉置が「ハッピーバースデー」
山本が「生き方に惚れた」というのは、同じ「コウジ」である玉置浩二だ。函館の撮影でご飯に行こうかという日が、たまたま山本の19歳の誕生日だった。
玉置は、『歌ってあげるよ』とHappy Birthdayを歌ってくれたという。
ほとんどの玉置の楽曲は歌えるという中、アコースティック・ギターを弾きながら大ヒット曲「田園」(1996)をテレビ初披露する。
「あの当時、そのリズムに対してあんなに言葉を詰め込む音楽はなかった。こういう番組に出る時はいつも玉置さんの曲を選曲します」と話した。
 
■チューリップの「青春の影」、レミゼやヘドウィグのミュージカル曲も♪
今回は、テレビでのブレイクのきっかけになった「ひとつ屋根の下」(1993)から、挿入歌「青春の影」(チューリップ/1974)を披露。
また、マリウス役を演じた「レ・ミゼラブル」(2003、2004)、「レント」(1998、1999)、「ヘドウィグ・アンド・アグリーインチ」(2007、2008、2009)、2017年の公演では演出も手がけた「メンフィス」などターニングポイントとなったミュージカル作品を振り返り、「Stars」(「レ・ミゼラブル」より)と「The Origin Of Love」(「ヘドウィグ・アンド・アグリーインチ」より)を歌い上げた。
最後には、「紀州藩主 徳川吉宗」についても。「暴れん坊将軍と同一人物なんですけど、もっと前の時代の、テレビでは描いていないところを演じるんです。訳あって、将軍が民の暮らしを知るために町の人たちと接していくような物語から始まるんですよ」と紹介。東映京都撮影所での撮影の秘話を語る。
 
【ゲスト】山本耕史

山本耕史さんの「My Anniversary SONG」セットリスト

M1 度肝を抜かれた
BAD FEELING BOOWYBOØWY 昭和60年(1985)
M2 その生き方に惚れた
田園 玉置浩二 平成8年(1996)
M3 隠れた名曲を歌っていた
車の中でかくれてキスをしよう Mr.Children 平成4年(1992)
M4 大人になれた気がした…
青春の影 チューリップ 昭和49年(1974)
M5 俳優・山本耕史のターニングポイント
Stars 「レ・ミゼラブル」より
The Origin of Love 「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」より
嶋兄のオススメ
地獄のロック・ライダー Meat Loaf 昭和52年(1977)