番組表

お知らせ

シリーズ『無用庵隠居修行』も一挙再放送!
■「無用庵隠居修行9月2日(月)よる7:00~8:54
■「無用庵隠居修行29月3日(火)よる7:00~9:00
■「無用庵隠居修行39月9日(月)よる7:00~8:54【4K】
■「無用庵隠居修行59月13日(金)よる7:00~8:54【4K】
■「無用庵隠居修行69月16日(月・祝)よる7:00~8:54【4K】
■「無用庵隠居修行79月17日(火)よる7:00~9:00【4K】
■「無用庵隠居修行89月23日(月)よる7:00~8:54【4K】新作

 

2024年9月23日(月)よる7:00~8:54
水谷豊×岸部一徳×檀れい
痛快エンタメ時代劇『無用庵』第8弾
9月放送決定!
半兵衛&奈津夫婦、用人・勝谷に降りかかる
些細な“事件”から暴かれる江戸の巨悪!
水谷演じる半兵衛が“バカ殿”に!?
痛快な手法で悪を退治!

水谷豊×吉川一義監督が送る笑いと感動、サスペンスフルな痛快エンタメ時代劇!
“隠居殿” 水谷豊דお節介用人”岸部一徳ד隠居殿の妻”檀れい
武士の日常を描きつつ、江戸や武家社会に潜む人間模様を“事件”を絡めて描く!
半兵衛がバカ殿に扮して悪を討つ!?第8弾にしてストーリー展開はさらにパワーアップ!

 

■半兵衛✕勝谷✕奈津のコミカルかつ軽快な絡みは健在!今回も痛快な手法で悪を退治!
 直木賞受賞作家・海老沢泰久原作の短編時代小説「無用庵隠居修行」を、時代劇「だましゑ歌麿」シリーズの水谷豊✕吉川一義監督のコンビでドラマ化! 2017年に初放送、以降年に1回・第7弾まで回を重ね、痛快エンタメ時代劇の人気シリーズとなりました。そして2024年9月、待望の第8弾が水谷豊✕岸部一徳✕檀れい、というおなじみの3人とともに帰ってきます。3人のコミカルで軽快な絡みは健在、江戸庶民や下級武士の生き生きした日常を描きつつ、主人公の半兵衛がひょんなことから江戸に巣食う巨悪を討つ痛快かつサスペンスフルなストーリーにはさらに磨きがかかりました。
 火付盗賊改方を騙る強盗団による犯罪が頻発する江戸で、半兵衛と奈津は地方から江戸にやってきた流しのインチキ修理屋に騙され、そして勝谷は用人仲間から嫁入りが決まった娘にまつわる悩みを耳にします。そんな些細な2つの“事件”をきっかけに、半兵衛らはとある藩が密かに抱える闇へとたどり着くことに…。インチキ修理屋と用人の娘、そして江戸を騒がす強盗団、それらがどう巨悪へと結びつくのか?そして半兵衛らの痛快な“仕置”とは? 第7弾で老人に扮したことで話題となった半兵衛の扮装ですが、今回はなんと“バカ殿”に扮して悪を懲らしめます!
 笑いあり、涙ありの痛快エンターテインメント時代劇の決定版、「無用庵隠居修行8」にご期待ください!

 

■杉本哲太らおなじみのメンバー&個性派ゲストが大集結!
 出演は、水谷豊、岸部一徳、檀れいのほか、半兵衛の悪行退治に力を貸す元御庭番衆・藤兵衛に田山涼成、半兵衛なじみの料亭女将のお咲に中山忍、半兵衛の息子で目付・日向新太郎に田中偉登、その妻・おふみに松風理咲、奈津の母・郁に市毛良枝、半兵衛の理解者でもある火付盗賊改・長谷川平蔵に榎木孝明、半兵衛を高く評価している老中・松平定信に杉本哲太など、豪華レギュラーキャストが今回も集結しました。
 さらにゲストとして、菅原大吉、勝村政信、金子貴俊、火野正平、梶原善、内田慈らが出演。水茶屋店主役の小川菜摘、半兵衛らが面倒を見る小川村の農民・おせき役の橋本マナミもそろって華を添えます。そして、東北地方から江戸に出てきたインチキ修理屋・弥吉役には宮城県出身の狩野英孝が出演。半兵衛らとどんな絡みを見せてくれるのか?注目です。
 江戸の世情も巧みに取り入れ、エンターテインメントだけでない時代劇の奥深さも堪能できる「無用庵隠居修行」。回を重ねるごとに進化を続けるシリーズが、今回もさらに進化します!

 

■前作の“老人”で注目の半兵衛の扮装シーン!今回はバカ殿に変装し悪と対決!?
「無用庵隠居修行」では、おなじみとなりつつある半兵衛の扮装シーン。ストーリーのクライマックスとなる「悪を懲らしめる」シーンで登場するのですが、今回はなんと“バカ殿”の扮装をした水谷。「本当に毎回、何をやらされるんだろう、という感じになってきました(笑)。扮装して何をやるのかは言えませんが、なんなんでしょうね、あの楽しさは」と大笑い。檀は「水谷さんの扮装を本番で笑わないように、必ず事前にチェックするのですが、半兵衛様はどこまで行くんだろうか、というぐらい楽しいバカ殿でした」と話すと、岸部も「それは見事なバカ殿で。僕も着替えているところを覗きに行きましたけど。あまりのバカ殿ぶりは本当に面白かったですね(笑)」と、水谷の扮装を大絶賛。その面白さを水谷は「カツラ、化粧、そして衣装と、本当にいい世界を提供してくれるんですね。やり切らなければつまらないし、やりすぎると良くないという、ギリギリのところで、すごく良い世界になっていると思う」と分析。
 「これもまた時代劇ならでは」という扮装シーン。どのようなバカ殿が登場するのか、乞うご期待です!

 

今回の「無用庵隠居修行8」も4Kで制作。
BS朝日4Kチャンネルでは高精細かつ臨場感あふれる時代劇としてもお楽しみいただけます。

主な登場人物

日向半兵衛(ひなた・はんべえ)
…………… 水谷 豊(みずたに・ゆたか)
 かつての徳川家の直参旗本・大番士。病で妻を亡くして以来、やもめ暮らしをしていたが、用人の勝谷から旗本の息女・奈津を薦められ、「欲は捨てた」と断り続けていたものの、ついに奈津と夫婦となり、無用庵で仲睦まじく暮らしている。跡継ぎ問題は新太郎を息子に迎えたことで解決。毎度、思いがけないことから江戸の庶民を苦しめる巨悪に立ち向かうことに…。
 


 

勝谷彦之助(かつや・ひこのすけ)
…………… 岸部一徳(きしべ・いっとく)
 幼少時から半兵衛に付き従う用人。現在は半兵衛の息子・新太郎の用人だが、なんだかんだと半兵衛の世話もしている。主人の意向を先読みする機転と冷静さを持つ一方、自身の利得を天秤にかけるちゃっかりした一面も。半兵衛とは主従を超えた絆で結ばれており、信頼し合っていればこその毒舌を交えたやり取りも見せる。

 


 

松田奈津(まつだ・なつ)
…………… 檀 れい(だん・れい)
 旗本の息女。離縁経験があり、自らを「お転婆」と評す行動派。勝谷が半兵衛の後妻にと見合いを仕組んだことをきっかけに意気投合、昵懇(じっこん)の仲となり、晴れて思いを寄せる半兵衛と夫婦となる。江戸を騒がす事件に半兵衛らが立ち向かう際には、“潜入捜査”を買って出ることも。

 


 

藤兵衛
……… 田山涼成


 

お咲
……… 中山 忍


 

久庵
……… 佐藤B作


 

松田郁 
……… 市毛良枝


 

あけみ 
……… 小川菜摘


 

おせき 
……… 橋本マナミ


 

木村文蔵 
……… 山中崇史


 

日向新太郎 
……… 田中偉登


 

おふみ 
……… 松風理咲


 

長谷川平蔵 
……… 榎木孝明


 

木下彦右衛門 
……… 菅原大吉


 

佐々木佐兵衛 
……… 勝村政信


 

倉田重光  
……… 金子貴俊


 

加代 
……… 宮下結衣


 

彦八 
……… 梶原 善


 

永田源三郎 
……… 小林亮太


 

お艶 
……… 内田 慈


 

弥吉 
……… 狩野英孝


 

菊右衛門 
……… 火野正平


 

松平定信 
……… 杉本哲太

ほか


 
ナレーション:夏木マリ

あらすじ

 欲を捨て年寄りらしい暮らしをするつもりだった元旗本の半兵衛(水谷豊)。その思いとは裏腹に若い奈津(檀れい)を娶り、ますます盛んな日々を送っている。今では息子・新太郎(田中偉登)の用人となった勝谷(岸部一徳)は、最近では唐津藩用人・木下(菅原大吉)との将棋に忙しく、半兵衛の家にもあまり顔を出さなくなっていた。

 そんな半兵衛らが暮らす江戸では、火付盗賊改方を装う盗賊による事件が頻発。老中の定信(杉本哲太)も、緊縮財政に不満を抱く将軍派若年寄で唐津藩藩主の倉田(金子貴俊)らから、ここぞとばかりに嫌味を言われ苦虫を噛み潰す。

 木下の娘・加代(宮下結衣)が新太郎の元同僚、大番士の永田(小林亮太)と結婚することになり、行儀見習いのため藩主の倉田の侍女として奉公することになった。が、女癖が悪いと評判の倉田に言い寄られた加代はきっぱりと拒否。奉公をやめたいと父に泣きつく。木下から加代のことを打ち明けられた勝谷は、半兵衛に相談。訳あって謹慎中の木下に代わり、勝谷が唐津藩江戸家老・佐々木(勝村政信)に相談を持ちかける。しかし、佐々木は藩主の倉田を庇い、勝谷の話を一蹴。新太郎にも塁が及ぶと脅し、半兵衛をも大番士止まりと嘲笑い追い返す。

 突然の雨漏りに悩まされた半兵衛は、偶然通りかかった流しの修理屋・弥吉(狩野英孝)に修理を依頼。高い手間賃を支払うが、なおも屋根から雨が滴り落ちてきた。その後、なじみの小川村で出会った腕のいい修理屋の彦八(梶原善)に改めて直してもらうが、彦八によると何者かが雨漏りをするように細工をした形跡があるという。これは弥吉の仕業か? 半兵衛は彦八のために、江戸で探しているという蒸発した母親を藤兵衛(田山涼成)を使って探させることにする。

 半兵衛と奈津は、またもインチキ修理で高い手間賃を手にする弥吉と遭遇。半兵衛が問い詰めると、菊右衛門(火野正平)という男にそそのかされ、悪どい商売に手を染めるようになったという。

 藤兵衛が彦八の母親が唐津藩の下屋敷にある賭場に出入りしているという噂を聞きつけてきた。唐津藩といえば、あの倉田の…。どうやら乱れているのは藩主だけではないらしい。半兵衛は浪人を装い、賭場に潜入。すると、そこにはあの菊右衛門が…!

コメント

 
≪水谷豊≫
一つは用人の勝谷と用人仲間から、「用人」という立場が大変なんだな、というところをお芝居でお見せできる回だなと思っています。権力というのは良い使い方をしてくれれば、良いリーダーになるけれど、こんな使われ方をしたらたまらないというところを描いています。そしてこれが感動的なドラマになるんです。そんな勝谷が用人仲間とともに巻き込まれていく事件が起きて、それと同時に半兵衛の息子・新太郎の同僚がそこに巻き込まれていく事件も起きる。それを半兵衛としてはどうすべきか悩みながらラストへと向かうところが、今回、やり甲斐がありました。
 第8弾もとても色の濃い役者さんたちがゲストに出演してくださいました。我々の色が消えてしまうんじゃないかというぐらい濃い方たちが集まって(笑)。最後の悪を懲らしめるシーンの撮影は、本当に面白かったですね。濃い人たちと濃いお芝居をするというのは時代劇ならでは、とても楽しかったですね。

 
≪岸部一徳≫
 下級武士の日常、現実的な生活とかやり取りとか、そこでの悲哀みたいなもの、そういうものがとても丁寧に描かれていますし、用人の世界もちゃんと描かれて、実際はこうだったんだろうなというのがよく分かります。半兵衛が力になっていくというのは、今までになかった描かれ方でしたね。本当に楽しい見応えのある作品になったと思います。
 ゲストのみなさんも、ものすごく一生懸命で楽しんでいる感じがしましたね。
 このドラマは俳優にとって幸せな現場。そして、いくつになっても勉強できる場だと思っています。こんなふうに素晴らしい監督、スタッフ、共演者とできる機会はなかなかないですね。

 
≪檀れい≫
 なかなか用人のような立場の日常はあまり描かれないのですが、そこが垣間見える台本はとても面白く興味深かったです。そして、小川村でのお話や、半兵衛様がお世話をした旅芸人などなど、これまで登場した出演者の方が、いつも以上に今回出ていると感じました。今回のゲストの方をはじめ、たくさん散りばめられた出演者たちが、点と点からどう線でつながるんだろう、どう転がっていくんだろう、と疑問を抱えながら私は本を読んでいたので、ご覧になる皆さまも本のページをめくるかのごとく、物語を楽しみ少しずついろいろな要素が絡み合って最後のバカ殿につながっていく、とても楽しい展開となっています…(笑)。無用庵の台本を読んで、どの役をどなたがやるんだろう?というのをいつも楽しみにしているんですが、今回も本当に個性豊かなゲストの方がいらしてくださって、「無用庵」の世界がさらに広がりました。ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。

スタッフ

原 作:海老沢泰久「無用庵隠居修行」(文春文庫)
監 督:吉川一義
脚 本:土橋章宏
音 楽:遠藤浩二
制 作:テレビ朝日・BS朝日・松竹株式会社

この番組は4Kで制作しています。
「BS朝日4Kチャンネル」では4K映像でご覧頂けます。